いやぁ、2014年6月15日のサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会、予選リーグの日本vsコートジボワール戦は惜しかったですね!日本は本田選手の素晴らしいゴールで先制したものの後半に2失点、惜しい逆転負けを喫してしまいました。
詳細データを使って結果予想! 『日経W杯2014』で #ワールドカップ が何倍も熱くなるで既にご紹介しているアプリ『日経W杯2014』がW杯の開幕とともに大幅にパワーアップしました。本田選手のゴールシーンの再現も、試合の詳細な振り返りも、次戦に向けての予測もいろいろできるようになっていますよ!
試合の分析機能とアニメーションゴールシーンを追加しての強化版です。新たなサッカーのスマホ観戦の扉を開くこと間違いなし! のアプリです。
何といってもゴールアニメーションが凄い!
見て驚きました。ゴールアニメーション。ボールが直線的に動くような、そんなチャチなもんでは、断じてありません。
サッカーゲームのプレイシーン並みのクオリティーとだけ申し上げておきましょう。まずはこちらの動画をご覧ください。
一つのゴールシーンが
- 真上から
- 標準
- 右方向から
- 左方向から
- ゴール裏から
- 得点した選手から
- ゴールキーパーから
- 審判から
という8種類の角度から再生されており、本来こんなところにテレビカメラを設置できない!といった視点からのプレイも見られるようになっています。本田やゴールキーパーの視点であのゴールシーンをアニメーション再現できているなんて!
さらに、ボールにタッチしていない選手の動きもわかり、ボールが転がっている、浮いているなどの判断もつくため、ゴール直前の両チームの動きも明確に。ヘディングシュートを打った選手が倒れ込むようなところまで見事に再生されています。スポーツ速報でこのレベルまでCG表記できるようになるとは、技術の進歩は驚かされるばかりです・・・。
試合分析も充実
終了した試合については分析データが見られるようになりました。
終了した試合をタップすると試合結果の詳細画面になり、それぞれのチームのフォーメーションやスターティングメンバーを見ることができます。
個人的には、フォーメーション画面など、スマホの一画面にうまく収まるように工夫してほしかったですね。
画面上部の「分析」をタップすると、そこに出てくるのは
・ゴール・シュート分析
・ポジション分析
・シュートデータ
の3項目。
ゴール・シュート分析では全シュートの結果がゴール・ブロック・枠外に分かれており、何メートルの位置からシュートしたかも記録されています。ゴールマウスも3×3に分割され、どのコースに飛んだか見やすくなっていますね。
シュートデータは、シュートの集計値がわかります。
ポジション分析も画期的
ポジション分析は4-4-2といった決まり切ったポジションではなく、試合の中でどのように変わっていったかが時系列でわかるようになっています。
選手がどのようにフィールド内を押さえていたのかが良くわかるポジショニングのデータです。
試合経過・速報は展開を押さえやすい
試合経過では、時間軸のチャートを見ることができます。約15分毎のボール支配率に加え、選手交代・ゴール・カードが何分に、誰が関係したかがわかるようになっています。
速報はスローインやクロスが上がったなどの細かいプレイ単位での試合速報が見られますが、ここは英語表記になっています。サッカー独特の表現もありますので頑張って追いかけましょう!
ざっとゲームの様子を追うにはこれが一番ですね。
ゴールアニメーションは圧巻も、動作のもたつきとフリーズが残念
アプリの起動画面をはじめ画面遷移の際の読み込みが多いためもたつきます。私の環境だけかもしれませんが、iOS版は安定しているものの、Android版ではポジション分析などがフリーズしがちでした。また、先述した通り情報画面が一画面に収まる画面設計になっていないことが惜しいですね。
ただ、それを補って余りあるほどゴールアニメーションは衝撃です。これだけでも見る価値があります。このアニメーションが無料アプリで見られるようになったというのはスマホでのスポーツ速報としては衝撃といっても良いでしょう。またチームのフォーメーション分析や支配率を時系列で確認することができるのも画期的です。
我らが日本代表の試合結果をこのアプリで分析すると、次戦の観戦がさらに盛り上がること間違いありませんよ!
利用時間: 4時間ほど
使用端末:Galaxy S5 (SC-04F)
OS:4.4.2
バージョン:1.1.0
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発売元:日本経済新聞社
更新日:2014年6月12日
価格:無料
対応機種:iOS 6.0 以降 Android2.3.3 以降
(奥野大児)