ディスプレイから放たれるブルーライトは、眼精疲労や不眠を引き起こすと言われています。しかしそれだけでなく、なんと肥満の原因になっているかもしれないという研究結果が報告されたと、英ニュースサイトのMail Onlineが伝えています。
この研究結果を報告したのは、シカゴのノースウェスタン大学。3時間以上ブルーライトを見続けると、空腹感が増すのではないかという新説を発表しました。
つまり、スマホなどを使えば使うほど、空腹感が刺激され肥満になりやすくなるかもしれないということです。もし本当だとしたら、これは恐ろしいことですね。
行われた実験
本実験は、健康な成人10人に協力してもらい、4日間かけて行われました。被験者たちには、8時間睡眠のあと、起きている16時間を薄暗い明かりの中で過ごしてもらったそうです。
後半の二日間は、起床後10時間半以内に、強いブルーライトを3時間見てもらうという形式。最初の二日間と後半の二日間で、体に起きた反応を比べました。
その結果、被験者たちの体には、空腹感と糖の代謝に差が見られたそうです。
本当にブルーライトのよるものか
これは、驚きの実験結果ですね。やはり、ブルーライトカットメガネなどは必須なのでしょうか。
しかし、本当にこの差がブルーライトだけによるものなのかどうかは、まだわかりません。これから更に調査が進んでいくことでしょう。
ブルーライト対策は
まだブルーライトが本当に肥満を引き起こすかどうかは、確定していません。しかし、眼精疲労や不眠に関しては、原因の一つになると考えられています。
TABROIDでは、過去にスマホの眼精疲労対策についてまとめた記事も紹介しました。この中で、ブルーライト対策についてもいくつか触れていますので、以下からぜひご覧ください。
もしかすると、ブルーライトは私達が思っている以上に、人体に大きな影響を及ぼしているのかもしれません。今後の研究結果が待たれますね。
How using a smartphone or tablet could make you FAT: Blue light emitted by devices 'increases hunger'[Mail Online via ロケットニュース24]
(コンタケ)