フィットネス系のアプリも色々ありますね。今年こそは腹筋を！　

と夏に向けて意気込んでいる人もいるかもしれません。しかしそういうアプリには、自分の詳細なプロフィールをはじめ細かな情報の入力などがつきもの。アプリを始める前段階で詰んでしまうことがあるモノグサは私だけでしょうか。

多機能なのは嬉しいけれど、シンプルな方が親切に思える、みたいな...。

「6週間で200回連続で腹筋をできるようにする」を銘打った、『Just 6 Weeks』は、非常にシンプルなトレーニングアプリ。面倒なメニューもプロフィール設定もなく、最初に簡単な運動テストをしてそこから自分に最適なメニューを割り出してくれます。海外のアプリですが、日本語化もされているので安心です。

起動画面。起動したとたんにこれですから、操作も迷いません。

腹筋を選択し、開始をタップ。テストを受けるにあたりの説明が出てきました。「正しいフォームで出来るだけ多く腹筋をしてください。屈辱的な結果でも問題ありません」とのこと。

制限時間内の腹筋数カウントでもあるのかと思いきや、できる限り腹筋をやってみてその結果を報告するみたいな自己申告制の模様。自分にあてはまる回数にチェックを入れましょう。

月、水、金と、週に3回、1日5セットトレーニングしようとのこと。上でチェックを入れたデータの場合、1セット15回は下回らないことが目標と出ました。

可能な限り腹筋を続け、各セットごとに画面左下のペンのボタンから、そのセットでできた腹筋の回数を申告していく仕組み。

で、右下の「完了」を押すと、休憩時間のタイマーが表示されるので、その時間が過ぎたら次のセット、回数申告、次のセット...と繰り返して5セット続けるという流れです。

最初で飛ばしすぎた分、ちょっときつい...となったら、休憩中画面の左下「＋30秒」でもう30秒休憩時間をもらいましょう。

そんな感じで日ごとのトレーニングを続けると、日々の成長ぶりを「統計」からチェックすることが可能です。

初日は60回しかできなかった、翌週は80回、最終週は本アプリの目標点である200回に...と、視覚で把握できる分、やる気も出てきます。

腹筋のほかに、腕立て（100回）、スクワット（200回）、プルアップ（20回）といったメニューも用意されており、これも上述と同じ要領で設定、取り組みことができるので合わせてやりたいところ。

正月太りを食い止められなかった、そもそもそれ以前から、などなど、それぞれ事情を抱えているでしょうけれど、ここまで手軽で簡単、それでいてある程度使えるフィットネスアプリは珍しいです。今回紹介したのは有料版ですが、無料版もあるのでまずそちらで実力をチェックしていただければ。

別に6週間で腹筋がぱっくり割れるわけではないでしょうが、でも、日々の習慣はつけられそうです！

（斎藤栄孝）