待ってたかいがあった...
裏で動いてメモリを圧迫しているアプリを停止させる「タスクキル」系のアプリはAndroidでは定番で、優秀なアプリが多くあります。ですが、そのタスクキル系のアプリ自体がメモリを使ったり、切っても切っても復活するゾンビアプリなんかもあったりといった話もつきものです。
今回紹介する『Greenify』は動いているアプリを「冬眠させる」アプリ。裏で動くアプリを強力に制御して、効率的にメモリやCPUの使用をおさえ、動作のサクサク化やバッテリーの節約をこころみます。
冬眠処理したアプリは止まったままですが、起動したらちゃんと目を覚まし動作します。
もともとこのアプリはRoot化(システムのより深いところをいじる権限を取得すること)した端末向けだったのですが、バージョンアップにともない、Root化していない端末でも使用可能になりました。
このアプリについては、「Root化したら必須のアプリ」的なふれこみが多く、非Rootの自分は指をくわえてみていました。ということで、今回紹介させていただきます。
使用方法は簡単です。起動すると、裏で動いているアプリが一覧表示されるので、動いている必要のないアプリに次々チェックを入れ、あとは画面下部の「zzz」となっているマークをタップするだけ。
ウイルスチェックアプリなど、常時使っているアプリがある場合は、それにはチェックを入れないようにしましょう。アプリ情報の画面に移動して、自動でアプリが強制終了されていきます。
タスクキルだと知らない間に勝手に復活し、動き始めるアプリがいるので「オートキル」なんて機能があったりしますが、本アプリの場合は、アプリを起動させない限りアプリが動き出すことはありません。起動させたアプリは「待機中」と表示が変わるので、再度上と同じ流れで眠らせましょう。スイッチオン/オフの権限はすべてこっちが持ってるようなイメージですね。
ちなみに、一度冬眠から起こしたアプリを一定時間後に自動で再度冬眠状態に戻す機能なんかも含まれているようですが、これはRoot化されていないと使えない模様。残念ですが、この内容だけでも自分としては万々歳だし、使う価値は大いにあると思います。
利用時間:1時間ほど
使用端末:SO-02E
OS:4.2.2
バージョン:端末により異なります
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発売元:Oasis Feng
更新日:2014年2月8日
価格:無料
対応機種:端末により異なります
(斎藤栄孝)