台湾の端末メーカーHTCが、スマホ充電中に余っている処理能力を難病の研究や地球外生命体の探索などに活用する仕組み『パワー・トゥー・ギブ(Power To Give)』を発表しました。
仕組みとしては、専用アプリをインストールした世界中のスマホ端末から処理能力を間借りすることで、スーパーコンピューター級の演算処理を可能にするというもの。HTCからは公式のコンセプト動画も発表されています。
このプロジェクトによって研究に貢献できる分野は、現在のHTC公式ページによれば以下のようなもの
・26億人のための清浄な水を得る研究
・ガンとの戦いの支援
・毎年20万人が死亡する住血吸虫症の治療に向けて
・世界の飢餓と栄養失調の根絶への貢献
参加するためのアプリ『HTC Power To Give』(GooglePlay)は、今のところHTC製の一部端末のみの対応。しかし今後は他社製品でも使えるようになる見通しとのことです。
上のリストにある研究テーマに興味ある方や、スマホで何らかの社会貢献がしたいという方は、ご自分の端末が対応しているか こまめにチェックしてみてはいかがでしょうか。
HTC Power To Give [HTC Global]
HTC Power To Give [Google Play](アプリ)
(ワタナベダイスケ)
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