140227aruki01.jpgもちろん数字が問題というわけではなく。

東京消防庁の調査によれば、東京都内では昨年(2013年)一年間で「歩きスマホ」の歩行者に衝突されたり、歩行中や自転車の運転中のスマホや携帯電話が原因の事故で救急搬送された人数は36人にのぼるのだそう。

うち1人は死亡事故になったそうです。
 

この数字は2010年の23人と比較して1.5倍にあたり、しかも実際の被害件数はこんなものではないだろうという指摘もあるほどです。道を歩いていれば、歩きスマホの歩行者や自転車が近付いてきて「ヒヤッ」とした経験のある人は多いはずですよね。

そんな現代の重大問題となりつつある歩きスマホ、もはや他人事ではありません。歩きスマホをしている人自身が危険なだけでなく、周囲にいる他の人たちにも危険をふりまいていると認識するべきです。ここは真のスマ充として「余裕のあるスマホ利用を心得よ」と訴えたいところ。

ぶっちゃけ、LINEやTwitter、Facebookだってそんなに慌てて即レスしなくたって大抵はなんとかなります。実際に昨年の歩きスマホ事故のうち6割以上の24人が、スマホなどの操作中や画面を見ているときに事故を起こしているのだそう。そこに「電話を取ろうとして」「通話中」などが続きます。通話も落ち着いた場所でするのが理想的ですね。

あと自転車走行中の事故が7人と多いのが非常に気になります。実際たまに自転車に乗ったままスマホ操作してる人も見かけますが、それ他人から見たら完全に曲芸状態だから! すごく怖いから!

どこでも使えることがスマホの良いところ。でも、だからこそシーンをわきまえてスマートに使いこなしたいもの。それでこそ本当の「スマートフォン」と呼べるのではないでしょうか。


歩きスマホ、衝突・転倒36人搬送...駅で道で [YOMIURI ONLINE(読売新聞)]

(ワタナベダイスケ)

 

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