トップ画像を見てもらえればお察しいただける通り、とても2014年の最新ゲームとは思えない壮絶なアプリが登場しました。その名は『群馬県から来た少女』。カクカクのグラフィックも「グンマーなら仕方ない」と思わせてしまうのが群馬県のおそろしいところですね。
ちなみにこのゲーム、文庫本『世界最後の魔境 群馬県から来た少女』の外伝にあたるゲームとのことで、Google Playにはストーリー説明がいろいろ書いてあったりしますが...すみません、読んでません。
そんなことよりこのゲームカセットのパッケージ風グラフィックに目を奪われてしまいます。どう見ても1980年代です。本当にありがとうございました。
ステージ名とか言葉の意味は全くよくわかりませんが、とにかく横スクロールのシューティングゲームです。わざとレトロ調のグラフィックにするのは逆にスゴいことなんじゃないかと思い始めましたぞ。
操作は自機である『群馬県から来た少女 コヨトル』をタッチすると弾をオート連射、さらにドラッグ操作で移動です。見た目からイメージされるよりは操作感はスムーズで驚かされますが、この操作方法は画面が見辛いんですよね...。
しかし、それはさておきレトロゲームのマニュアルっぽい操作説明のデキが良すぎて震えます。このテイストが理解できる人は絶対オッサンですね〜。
それにしても昔のシューティングゲームを「わかって作ってる」感が素晴らしい。ボスだ〜! 弾幕だ〜っ!
グラフィックは古典的ながらも、やはり最新のスマホで動作されているおかげか、弾やエネミーが大量に出ていても処理落ちなどは感じません。あなどるなかれ、ですぞ。
そこかしこに散りばめられたレトロ感が溢れるコネタの数々を楽しむだけでも一見の価値ありのアプリ。無料ですし、80年代を懐古したいユーザーにはオススメできます。
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発売元:PHP Institute, Inc./更新日:2014年1月15日/価格:無料/対応機種:Android 2.2 以降
(ワタナベダイスケ)