先日Google Japan Blogにて、
Android と iOS 版 Chrome において、データ使用量を最大で 50%削減できる新たなデータ圧縮と帯域幅管理機能を公開します。
とのアナウンスがありました。
「つまりこれってどういうことなのよ?」と問われれば、「つまりこれってウェブ閲覧がメチャ速くなったんだよ!」と答えましょう。(「どういう仕組みで?」とは訊かないで...)
とはいえ、現実的にどれくらい速くなったのでしょうか? 重箱の隅をつつくのが大好き(フフフ...)な我らTABROIDが、さっそくチェックしてみましたぞ。
重要:新機能を試せるのは、まだ一部のクロームだけ
編集部で確認したところ、1/16時点でアップデートされているのはカナモンのエクスペリアZ1のみでした。ハワイアンのネクサス5はスルー... 端末ではなくクロームのバージョンに連動なのかな?
設定方法
まず設定方法をご紹介しましょう。
この方法で、アナタのクロームが対応しているかどうかも分かるので、どなたも一度は試してみてくださいね。
クロームの「設定」~「帯域幅の管理」と進み...
「データ使用量を節約」をタッチ。
もし無ければ、まだ未対応ということです。一応、クロームのアップデートを確認してみてください。(私はアプデしても未対応でした)
最期にページ上部の「データ使用量を節約」を「ON」にしてください。
検証方法は、金本がページ読み込みボタンとストップウォッチを同時に押す。そして読み込みゲージがマックスになるまでの時間を計測するというもの。
なお検証は軽いページでは効果が薄いので、「重い!」と大評判の某スマホ情報サイト(たしかタブなんとかという名前だった気が...)でテストしました。検証ごとにキャッシュも削除してますよ~。
Wi-Fiでは効果なし?
Wi-Fiで環境で比較してみたところ、効果はほぼ無し。↑の数秒は、誤差の範囲でしょう。
「天下のグーグルがそんな...!」なる動揺を隠しつつも、「LTE環境なら絶対違う。うん、絶対そうだよ!」と賭けてみたところ...
LTEだと...全然速い!
LTE環境ですと、圧倒的です。タイマーで測る必要が無いほど爆速感を体験できます!
これはもう、対応しているクロームならON一択ではないでしょうか。
ちなみにこの機能は、速度を上げているのではなくデータ量を減らしている、つまりパケットの節約にも繋がります。
中でどんな働きがあるのかわかりませんが、外面的にはなにも不都合を感じませんでした。あるべき画像が無い、なんてことはもちろんありませんよ(笑)。
(伊藤ハワイアン耕平)
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