130322_everkeep_top.jpg全ては、「手軽さ」 

現在、クラウドメモには、2つの人気サービスがあります。『Evernote』(エバーノート/レビューはこちら)と、『Google Keep』(グーグル キープ/レビューはこちら)です。

先にリリースされたのは『エバーノート』で、筆者は長らく使用していました。『Google キープ』は、後発のサービスだったのです。

以前、それぞれのサービスの差についてこちらの記事でまとめましたが、あれから9ヶ月。筆者は、完全に『Google キープ』ユーザーになっていたのでありました。
 


ササッとメモりたい


筆者が『Google キープ』に乗り換えた最大の理由は、その手軽さです。

いざ「メモをしたい」と思った時、もしくは取っておいたメモを読みたいと思った時。『エバーノート』だと、ノートブックや、ノートの選択をしなければなりません。


131226_ever_02.jpg
一方、『Google キープ』なら、何も考えずに開いてメモを取っておけばOK。あれこれ考える必要がありません。

『エバーノート』でも、何も考えずメモを取って後から整理することはできます。しかし、この「後から整理する」というのが、やはり手間に感じました。

いっそ整理せず、新しいノートブック一つで新しいノートだけ作り続けてもいいのですが、それなら整理しないことを前提に作られた『Google キープ』を使ったほうがいいです。

イベント会場なんか立ったままその場でメモをとる時とか、『Google キープ』の方がいろいろ楽なんですよねぇ。


性格的に...


筆者は、基本的にガジェットを何でも「スッキリ」させたくなるタイプです。ブックマーク数は最低限ですし、ブラウザのタブは10個以上開きませんし、パソコンのデスクトップにはアイコン非表示にしています。

その考えはオンラインサービスでも同様で、使い終わったメモはすぐに消すタイプなのです。そして、メモ数も最低限にしたいという思いがあります。

『エバーノート』が多数のメモを残しておくことに向いているのに対し、『Google キープ』は古いメモを大量には残さないような設計です。筆者の性格的に、『Google キープ』のデザインのほうが向いていると思いました。


アカウント


最後に、『Google キープ』はGoogleアカウントで使えるという点があります。新しいガジェットを使う際、Googleにログインさえしていればそれだけで使えます。


131226_ever_01.jpg
『エバーノート』を使おうと思うと、さらにもう一回のログインが必要になってしまうわけですね。これが、どうしても面倒に感じてしまったのでした。


以上、筆者が『Google キープ』に乗り換えた理由3つをお送りいたしました。乗り換え済みの方の多くは、同じような理由だったのではないでしょうか。

ライトユーザーな皆さんには、一度『Google キープ』をお試しいただきたいところです。

とはいえ、大量にメモを残す必要のある方は、今でも『エバーノート』を使い続けられているのではないかと思います。編集長オサダは、「エバーノートが手放せない」と言っていました。

自分に合った選択をして、快適に使っていきたいものですね。


(コンタケ)

 

RSS情報:http://www.tabroid.jp/news/2014/01/evernote-vs-googlekeep2.html