『イー・モバイル』ブランドを擁する通信会社イー・アクセスと、現存する唯一のPHSキャリア『ウィルコム』の合併が両社からの『合併に関する基本合意書締結のお知らせ』文書にて発表されました。
合併の効力が発効するのは年が明けて2014年の4月1日。
イー・アクセスを存続会社、ウィルコムを消滅会社とする吸収合併方式となり、合併後に存続する会社では社長に現イー・アクセスのエリック・ガン氏、副社長を現ウィルコム執行役員の寺尾洋幸氏がそれぞれ就任する模様です。
現在でもともにソフトバンク・グループの一員である両社ですが、この合併によりイー・アクセスの契約数約 440万、ウィルコムの契約数約570万を合わせた1,000万以上の回線契約数を持つこととなるとしています。
DDIポケット時代から数奇な運命を辿ってきたともいえるウィルコムのPHS事業について心配する声も上がってきそうですが、吸収合併されるとはいえ引き続きPHS事業は展開されていくそうです。
詳細については両社の発表(PDF)をお読みいただくとして、ひとまず新たな存続会社の経営体制やブランドについては今後決まり次第の発表となるということです。
合併に関する基本合意書締結のお知らせ (PDF) [イー・アクセス/ウィルコムの発表資料]
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お知らせ 2013年(平成25年) [ウィルコム(WILLCOM)]
(ワタナベダイスケ)