レトロゲームファンの皆様、お待たせしました。1983年に誕生し、そのあまりにもシビアなゲーム難易度(というか主人公が虚弱すぎる)によって一部のゲーマーに愛され現在まで語り継がれる伝説のアクションゲーム『スペランカー』が念願のスマホ完全移植を果たしましたよ!
「スペランカーって何だっけ?」という人は、公式サイトの『スペランカーとは』のページを読んでみてください。
とにかく80年代を生きた我々にとってのトラウマゲームでっせ。
洞窟には「死の危険」がいっぱい
まずは下の画面をご覧下さい。スーパーマリオさんなら数秒もかからずにBダッシュで突破していきそうなステージ序盤ですが、スペランカー的には常に死の恐怖と隣り合わせ。この画像のなかだけでもこれだけ死ねます。
(1) スタート地点: すでに死の危険が。とりあえずエレベーターと地面のスキマにはまると死ぬ。
(2) リフト: 直前の段差から足を踏み外すと死ぬ。リフトで上昇して天井に激突すると死ぬ。当然リフトから落ちても死ぬ。
(3) 床の裂け目: マリオやソニックなら下の層に落下するだけだが、スペランカーでは落下を待つこともなく死ぬ。マンマミーア。
(4) 地面の突起: ちょっとした突起だがジャンプしないと越えられない。たまに吹き出す蒸気に触れると死ぬ。
(5) 地面の窪み: 落ちないから大丈夫と思ってはいけない。とにかくちょっとでも高低差があれば死ぬのだ。
(6) コウモリ : 常にウンコを垂れ流している。どういう毒性かは不明だがウンコに当たると死ぬ。ヘルメット被ってても関係なく死ぬ。
(7) ロープ : 必須の移動手段だが、少しでも手を滑らせると死ぬ。つまりロープにつかまっている状態で横ボタンを押すと死ぬということ。
(8) 天井から降る粉 : 粉じゃなくて砂かもしれないが、ふりかかると死ぬ。もはや死因が理解不能だが、とにかく死ぬ。
洞窟が危険すぎるのか、主人公が弱すぎるのかよくわかりませんが、とにかくよく死にます。死という概念が麻痺するほどに死にます。
そんな死と隣り合わせの洞窟ですから、当然のように幽霊が出現したりもするんです。なぜかこの幽霊は殺虫スプレーみたいなもので撃退することが可能なのですが、射程距離が激短で当たり判定もシビアなのが難点。
もちろん幽霊に触られたら死にますよ。
これがスペランカーの操作方法だ
ちなみに上の画像が、アプリの「遊び方」で表示される画面です。言いたいことはわかる...わかるんだけど...。
それでも「まいにちスペランカー」が神アプリな理由
ただでさえムズい『スペランカー』を完全移植、しかもよりによって画面上のバーチャルパッドで操作するという一歩間違えればクソゲーの烙印を捺されかねないアプリながら、あえて言おう...神アプリであると!
なぜなら当時のままを楽しみたいゲーマーにとっては完全移植の手応えは100点満点なのに加え、僕のようなヌルゲーマーにも優しい無限コンティニューがあるから!
さらにスペランカーを極めたノーコン・キッドたちへの挑戦状、追加ステージもあり。
現在ではエピソード2、および3が各100円で購入可能。さらなるエピソード4も配信予定です。
まさか今になってここまでスペランカー熱が再燃するとは思いもよりませんでしたが、思えば1983年の登場から数えて今年で満30年を迎えるゲームということになるんですね。こりゃ毎日やり込んで憧れの全クリアを目指してみようかなぁ〜?
・背後は崖! 礼に始まる格闘アクション『カラテカ・クラシック』は懐ゲー完全再現アプリだ押忍!
OS:7.0.3
バージョン:1.0.0
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発売元:TOZAI GAMES, INC.
更新日:2013年10月29日
価格:400円
対応機種:iOS 5.0 以降
(ワタナベダイスケ)
コメント
コメントを書く(ID:33420290)
なんで今更この記事が宣伝されてるんだ
(ID:246140)
3年半前の記事・・・だと・・・?
(ID:54377405)
>>37
運営がブロマガに悪意たっぷりのタイトル改変などして荒らし誘導を繰り返したせいで有力ブロマガが続々閉鎖
まともな内容のブロマガがほぼなくなったせいで過去の記事を発掘しないと取り上げることすら出来なくなった