「スマホがない」とか、気が付いた時には、まさに顔面蒼白。そうなってしまう前に、必要な備えはしておきたいですよね。
Android(2.2以上)は、現在ではiPhoneと同じように、携帯電話の居場所を表示したり、端末ロックを掛けたり、データを削除したりする機能が使えるようになっています。
パソコンかスマホから、Googleデバイスマネージャーへ行けば、簡単に使えるようになっています。
しかし、まだそれでも物足りないという方、『Cerberus(ケルベロス)反盗難』は要チェックでしょう。
有料アプリですが、一週間の試用期間が設定されていますので、スマホに大切なデータを保存してあるという方は、まずは使ってみることをオススメします!
上手くいけば、犯人検挙もできるかもしれない、素晴らしくも恐ろしいアプリですよ。
上の画像を見てください。行方不明のスマホに対して、できることはこれだけあります。
居場所を地図上に表示するだけでなく、強制的に表示されるメッセージを送ったり、マイクを使って録音したり、果ては憎き盗人の写真を撮ったりすることもできます。
端末の電源が入っていなければ、もちろん居場所を特定することはできないわけですが、最後に電源ONになっていた場所は、きちんと保存してくれています。
相手が電源を入れたら、すぐにそれを検知して、新しい居場所を表示してくれます。
端末のGPSがOFFになっていても、Wi-Fiのアンテナを使って、かなり正確な位置を表示してくれますよ。
上の画像は、場所バレしないように広範囲の表示にしていますが、もっとズームして詳細地図を表示させることもできますので、ご安心を。
設定画面の中に「自動写真撮影」という項目がありますが、これが本アプリの目玉機能となる部分です。
設定しておいたパスコードの入力間違いをしたときや、こちらから送った強制表示メッセージを消したタイミングで、スマホを操作している人の顔を撮影してくれます。撮影した画像は、メールで送られてきます。
スゴいです。怖いくらいに。
サングラス掛けて、わざと斜めに構えて操作してみましたが、それでも充分特定できるレベルで捉えられているのがお分かりでしょう。
強制表示のメッセージは、画面いっぱいに表示されます。「なんだこれ」と思わずタップしたその操作が、インカメラのシャッターを押す行為だとも知らずに...
もちろんシャッター音は鳴りませんので、相手に写真を撮られたことを気付かれることはありません。
イザという時のための、転ばぬ先の杖というか、杖の中に忍ばせた剣というか。古いスマホを、ワザと落としてみたくなるほどのレベルですよ(推奨いたしません)
最近、急に帰りが遅くなったり、コソコソ隠れてLINEしてるとか、どうも怪しいご主人や奥さんが居る方。
相手のGoogleアカウントを知っているからといって、親切にこのアプリをインストールして差し上げるのも、筆者はオススメしませんよ(マジで止めておきましょう)
使用端末:HTC J ISW13HT, HTC J One HTL22
OS:4.0.3(ISW13HT), 4.2.2(HTL22)
バージョン:2.4.1
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発売元:LSDroid
更新日:2013.8.29
価格:無料(試用期間終了後は、2.99ユーロ必要)
対応機種:Android 2.2 以上
(田中宏和)