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スマホとOSの進化で「使わなくなった」アプリ達を 思い出そう【コラム】

2013/09/16 19:00 投稿

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輝かしい進化の中で、消えていくものたちのお話。

先日、Googleは新OSとなるAndroid 4.4『KitKat』(キットカット)を発表しました(詳しくはこちら)。まだ新機能などについての話はありませんが、すばらしい進化を果たしてくれることでしょう。

日々進化していく、スマホのOS。そのたびに昔はできなかったことが実現されていく様子は、ユーザーとしてとてもワクワクするものです。

しかし、そんな華々しいOSの進化の裏で、忘れられていってしまう者達もいます。それが、「前世代スマホの不便さを解決するために作られたアプリ」。

昔はあんなにお世話になったのに、スマホとOSの性能が上がった今では...。飛脚が交通手段の進化で消えたように、はがきがメールの進化で使われなくなってきたように、一つの進化は何かの衰退を意味します。

ここでは、そんな栄華を誇った者達をご紹介したいと思います。

なお、参考までに、筆者は以前『HTC desire HD』を使用していましたが、今では機種変更をして、『HTC J Butterfly』を使用してします。また、あくまでも「筆者が使わなくなったアプリ」であり、一般論の話ではありませんのでご了承ください。
 


タスクキラー

低速なOSが、低速なCPUを管理し、低容量のメモリで動いていた時代。動作が重くなることが多かった古いアンドロイドでは、タスクキラーは必須でした。

しかし現在では、合理化されたOSが、高速なCPU、大容量メモリを制御。タスクキラーを使うことなく、快適な動作を実現するようになったのです。


Fast reboot

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『Fast reboot』(ファスト リブート)は、1タップですべてのタスクを終了させて動作を快適にしてくれるアプリ。筆者は有料版を購入するほど使い込んでいたのですが、機種変以降はインストールもしていません。

だって、動作が重くなることがほとんど無いので...。前機種では、本アプリがないとやってられないぐらい重くなることも珍しくなかったのですが。


PreHome

『PreHome』(プレホーム)も、以前はお世話になりまくったアプリの一つ。タスクキルが個別に、簡単にできるすばらしいアプリです。


現機種でも、まれにタスクキラー使ったほうがいいかな? と思う場面もありますが、しばらく待てば勝手に快適な動きに戻ってくれます。スマホの進化の、代表例と言えましょう。

というわけで、さようなら、タスクキラー。


アプリランチャー

古いアンドロイドはフォルダ機能が使いにくく、アプリショートカットが散乱しやすいという弱点がありました。そのため。アプリランチャーは欠かせない存在だったのです。

しかし、アンドロイド4.0以降、フォルダ機能が大幅に進化。


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これにより、アプリショートカットの管理が、大幅に簡単になりました。そしてだんだんと、アプリランチャーを使う機会は減っていったのです。


SwipePad

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『SwipePad』は、ホーム画面に戻ることなく直接他のアプリを起動できるランチャー。今でもその利点は大きいです。


しかし、これだけフォルダが使いやすくなると、結局ホーム画面に戻ってアプリ起動したほうが楽なのでは? と思うようになり、いつの間にか使わなくなっていました。

というわけで、さようなら、アプリランチャー。


ブラウザ同期アプリ

パソコンとスマホで、ブラウザを同期させる。これは、多くの人が望んでいた機能であり、それを見事実現したアプリが多数ありました。

しかし、アンドロイド版『Chrome』(レビューはこちら)の登場により、事態は一変。『Chrome』は、多くの人が望んでいた同期を、一人ですべて自己完結してしまったのです。

こうして、あんなにも重宝していたブラウザ同期アプリは使い道を失ってしまいました。


Google Chrome to Phone

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『Google Chrome to Phone』は、パソコンの『Google Chrome』で開いているタブを、スマホにワンタッチで送信できるアプリ。スマホで続きを読みたいときなど、実に便利でした。


Phone 2 Chrome

『Phone 2 Chrome』は、スマホからパソコンへタブを送信できるアプリ。『Google Chrome to Phone』とは逆のことができるわけです。

どちらもすばらしいアプリですよ。


『ChromeMarks』

また、ブックマークの同期を実現した『ChromeMarks』(現在は改名して『CMarks』)も画期的でしたね。はじめて使ったときは、感動すら覚えたものです。


これらのアプリは、すべて『Chrome』が役割を受け継いでくれました。

というわけで、さようなら、ブラウザ同期アプリ。


とりあえず筆者がすぐに思い浮かんだのは、この辺です。他にも、人によって、使わなくなっていったアプリはさまざまにあるはず。

もちろん、これらのアプリを今でも愛用しているという方もいるかと思います。しかし、昔に比べると、その必要性が下がってきつつあるのは間違いないでしょう。

しかしこれは、悲しむことではありません。むしろ、OSの進化の証として、喜んで受け入れるべきことなのです。

...ただ、あんなにもお世話になったアプリを使わなくなっていく日々が、ちょっとだけ悲しかったりもするのですよね。



(コンタケ)

 

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