スマホの電池を節約してくれるアプリ、『ジュース・ディフェンダー(JuiceDefender)』を使ってみました。
ハッキリ言いましょう。ダウンロードの通信費用と、若干の手間を惜しまず、今すぐ使うことを、強くおススメします! タスクキラー系アプリ(勝手に動くアプリを強制的に終了させるアプリ)で、電池の節約をうたっているアプリは数多くありますが、こいつは次元が違いますね。
スマホの電池持ちが悪いのにはいくつか理由がありますが、フツーのケータイと大きく違う点は、勝手に通信してしまうところ。逆に言うと、勝手に動いてくれるからカユいところに手が届くってことですけどね。
タスクキラー系のアプリの場合、後ろ側で勝手に動いているアプリを終了させてくれるんですけど、使ってみたことがある人はお分かりのとおり、ほとんどモグラ叩き状態(笑)。
では、ジュース・ディフェンダーは何が違うかというと、そもそもの通信自体を切ってしまう。標準設定だと、15分間隔でのみ通信を許可します。「問題は、元から絶つのが一番」ということでしょうね。効果は、はっきりと出ていると思います。
面倒な話は置いておいて、とりあえずインストールしてからの使い方です。最初に起動すると、説明とか色々表示されますが、とりあえず Got it! の方をポチ。
アプリが起動したら、一番上のボタンは、enabled の方をポチ。
その下の部分は、標準設定で使うなら、balanced のままに。ぶっちゃけ、標準設定でも、フツーに効果を感じられますので、面倒な人はこのままでOK! もっと頑張って効かせて欲しい人は、aggressive を押してください。
電池残量によって、さらに効果を発揮させるタイミングを選べます。指定した残量になった時点で、スリープ時には、一切の通信をしなくなります。
無料版では、5%と 15%しか選べませんが、この設定はなかなか絶妙。初めて使った時とか、土俵際でがんばる感じを実感できると思いますよ。
無料版でも、驚くほどの効果が感じられると思いますが、いやいや、もっとパンチを効かせてくれよ! というスマホドランカーには、有料版が用意されています。199円のプラス(JuiceDefender Plus)と、499円のアルティメイト(JuiceDefender Ultimate)です。機能の違いは、こちらのページ(メーカーサイト、英語です)を参考に。
筆者の使用機は、au の HTC J(WiMax を搭載しています)なんですけど、アルティメイトを導入したことで、さらに電池の消耗が減りましたよ。一番効果を感じられたのは、2G、3G、WiMax、WiFi を自動的に切り替えながら、なるべく後者の通信を利用するようにして、使ってない通信を遮断してくれるところですね。
使用3日目で、こうなりました。
機種によって、ドコモや au、ソフトバンクなどのキャリアメールが届きにくくなったりすることもあるという話を聞きますが、筆者の場合は全く問題がありませんでした。
個体差や個人差はあると思いますけど、スリープ状態になっていても勝手に通信してることが、これほど電池を食ってたのかと、驚くこと間違いなし! ぜひ!
利用時間:3日ほど
使用端末:HTC J ISW13HT
OS:4.0.3
バージョン:Varies with device (機種別に異なっています)
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発売元:Latedroid
更新日:2012.1.15
価格:無料(プラス:199円、アルティメイト:499円)
対応機種:Varies with device(機種によっては動作しません)
(田中宏和)
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