揺るがぬ定番、薄型二つ折りですってよ奥さん!
人のスタイルとは千差万別。携帯電話がスマホでなければいけないという理由もないのです。そんなわけで突然ながらauが新型のフィーチャーフォン(ガラケー)となる『グラティーナ(GRATINA)』を発表しました。
メーカーは京セラで9月中旬以降の発売となります。
ここでグラティーナのスペックを見ながら再確認したいのが「スマホじゃないからスペックが低いなんてことはないんだよ」ということ。
ワンセグやおサイフ機能などは元々ガラケーのほうがスマホより先行していたわけですし、本機でももちろん搭載されています。さらに防水防塵もついているなど、スペック的にはかなりのスグレモノです。
ちなみにブルートゥースに加えて赤外線通信にも対応。皆さんブルートゥース使ってますか? やっぱ赤外線ですよ。赤外線。もう久しぶりに聞いたフレーズなので連呼しちゃいますよ、赤外線。
ガラケーユーザーには「やはりボタンにはクリック感が欲しい」という人が多いと思いますが、グラティーナではボタンの押しやすさにこだわり、二つ折り端末特有の背面ディスプレイも見やすい有機ELを採用しているなど、既存ユーザーの傾向をよく分析して作られている印象を受けますね。
また京セラらしくディスプレイ部の振動で音声を伝える「スマートソニックレシーバー」を搭載。これは筆者も試したことがありますが、周囲が騒がしい場所でもよく聞こえるんですよね。
LTEには対応しないものの、3Gでの待ち受け時間は余裕の710時間。連続通話も約320分です。その他主要なスペックを以下に要約すると...
・サイズ/重量 約49×110×16.5mm/約119g
・メモリ容量 データフォルダ(内蔵メモリ)約100MBまたは1,000件、32GBまでのmicroSDHC対応
・画面サイズ メイン:約3.0インチ/サブ:約0.9インチ
・防水/防塵 防水IPX5/IPX8、防塵IP5X
・カメラ 約808万画素
となっており、スマホとは別の系譜ながら申し分ない性能にまとまっています。それに、なんだか安心感というか、余計な物があまり付いてない感じでなんだかホッとするのは僕だけでしょうか。
データ通信などをあまり使わない、純粋に電話として使うというように割り切って運用するなら、今でもガラケーって非常に魅力的な選択肢だよなぁって。スマホの記事を書いてる我々でも、ときどき思っちゃうんですよね〜。
ガラケー派の主張も正論だったりしますよね:
GRATINA|ケータイ [au]
(ワタナベダイスケ)