一生の後悔を背負わぬために
『スマホにひそむ危険 疑似体験アプリ』は、子供がスマホで遭遇する可能性のある危険を体験できるアプリ。過去の実例を基に作られたストーリーを読み、最後にその対策を読めます。
近年、スマホが急速な普及したことにより、インターネットについてよくわからないまま使用している学生さんが増えているようです。親世代でも、そういった知識にうといため、子供に何について注意していいのかわからないという方も多いはず。
本アプリは、そんなIT・スマホ初心者さんのためのアプリなのです。
という訳で、早速危険を疑似体験してみました。果たして本アプリのストーリーは、高校生の頃から某巨大掲示板やネトゲでネットリテラシーについて叩きこまれまくってきた筆者の心に届くのでしょうか。
4つのストーリー
本アプリでは、4つの「危険」を疑似体験できます。
女性に皆さんは、真っ先に「出会い系被害」を試してみていただくのが良いと思います。ここでは、最近ホットな話題であり、老若男女被害に合う可能性がある『個人情報漏えい』を取り上げてみることにしましょう。
個人情報漏えい編
早速スタート。物語は、学生のひろし君が、アルバイト中に来店した有名人を写真付きでTwitterにアップロードするところから始まります。
開幕30秒にして、オーバーキル確定のやっちまった感です。とはいえ、実際にこういうのって実際によくあるんですよね...。
その直後、謎のインターネット掲示板でひろし君の投稿が祭り上げられてしまいます。いわゆる、炎上です。mixiやFacebookの情報も集まり、個人情報を丸裸にされてしまったひろし君。
バイトはクビになり、大学推薦の話も取り消しとなってしまいました。謎のインターネット掲示板コワイナー(棒)。
その後も、インターネット上に、この時の騒動と名前が残り続けてしまったひろし君。内定の取り消しや婚約破棄など、苦難の道が続くのであった...というところでお話は終わります。
最後に、どうすればこの被害を防ぐことができたのか? という解説つき。ちょっと内容が薄いですが、読んで損な内容ではありません。
本アプリ、疑似体験部分が特によくできていると思います。やや駆け足気味で話が進みますが、過去の事例が分かりやすくまとまっていてグッド。インターネットに触れたことなくスマホを手にした人は、一度見ておくべきだと思いました。
多くの学生がスマホを持ち、若い内からインターネットリテラシーを求められる現代社会。スマホも一歩使い道を間違えれば危険であるということを、家族全員が理解しておく必要があるでしょう。
しかし、本アプリを使ってみて一番思ったのは、昔からインターネット上に存在する言葉「半年ROMってろ」(詳しくはこちら)は至言だなということでした。
利用時間:1時間ほど
使用端末:HTC J butterfly (HTL21)
OS:4.1.1
バージョン:1.0
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発売元:デジタルアーツ株式会社
更新日:2013年8月20日
価格:無料
対応機種:Android2.2以上、iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 5.0 以降
(コンタケ)
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