数多くの2D RPGをリリースしてきたKEMCOから、初の3D RPG『アルファディアジェネシス』がリリースされました。しかもスマフォ向けの完全新作!
マップは2Dですが、戦闘シーンは3Dなのでド派手な演出やグラフィックで迫力満点。3D慣れしてると2D戦闘はチョット物足りなかったんですよね。
さらに総勢11名の声優によるイベント時のボイスもあって、今までのKEMCOのゲームとは別物というレベル。
ストーリーは、アルファディアシリーズをプレイしたことがない人でも分かるようなストーリーになっているので、シリーズ初プレイの私でも無問題。コロネ可愛い。
エナジ技、ブレイクスキル、サブクエストなど、やり込み要素も多く、長~く楽しめるRPGになっていますよ。
3Dのド迫力戦闘!オート戦闘で楽々プレイ
まずは、グラフィックの良さが分かる公式PVをどうぞ。
マップは2Dになっています。
操作は、設定画面から「タッチによる操作」と「バーチャルパッドによる操作」が切り替えれます。
個人的には、バーチャルパッドの方がスムーズに移動できると思いました。
敵とのエンカウントは、画面両端の色で確認できます。
敵との遭遇が近くなれば黄色、さらに近くなると赤。赤くなった状態で何歩か歩けばバトルとなります。
バトルまでの準備ができるのがウレシイ。黄色くなったら仲間の体力などをチェック。
アルファディアジェネシスの目玉といえば、3D戦闘。
行動順は画面左上に表示されます。順番がまわってきたら、攻撃(所持している武器で攻撃)、ブレイクスキル、エナジ技などを選択し、攻撃対象をタッチ。
するとキャラクターが動いて攻撃!
3Dということでなかなか見ごたえがあります。
と、一回一回命令を出して戦闘もできますが、雑魚モンスター相手にもイチイチ命令を出すのはメンドクサイ。
そんなときに、オート戦闘のボタンが用意されています。
オート戦闘時は、事前に与えられた命令に従ってキャラクターが戦ってくれます。ドラクエの「ガンガンいこうぜ」「いのちをだいじに」みたいなシステムです。
オート戦闘かなり楽チンですよ。楽とはいえ、強敵を相手にしたときはオートじゃなくて自分で命令出した方が良いかも。
オート戦闘と、マニュアル戦闘はいつでも切り替えられるので、状況によって使い分けましょう。
多彩なバトルシステムを駆使して戦闘を有利に
キャラクターは、エナジーリングと呼ばれるリングを装備する事で、特定属性のエナジ技を習得できます。
さらに、固有の武器に特化したブレイクスキル、戦闘に参加していないメンバーによるエール、複数キャラクターによるサブメンバーアシストなど、戦いを有利に進められるシステムが盛りだくさん。
それぞれ、ちょっとづつ紹介しちゃいます。
リングを装備して技を習得。エナジ技
エナジリングと呼ばれる特殊なリングを装備することで習得できるスキル。
リングには属性を付与することができ、リングの属性によって習得できるエナジ技の属性も決まります。
序盤のオススメは、水属性。エナジドレインを覚えると、ダメージを与えながらEP(エナジ技の私用に必要なポイント)を回復できるようになるので戦闘の効率がグーンと上がりますよ。
ボス戦のために、ある程度EPは温存しておこう。
レベルアップで習得。ブレイクスキル
エナジ技は全キャラクターで共通の技を覚えることができますが、ブレイクスキルはキャラクター固有のスキル。
それぞれの武器を駆使した技を習得していきます。
複数の敵を同時に攻撃できたりして、かなり強力。
頭数を減らすのに大活躍。
戦闘をバックアップ。エール
戦闘に参加できるのは4人まで。戦闘に参加できないメンバーはエールで仲間の戦闘をサポートできます。
エールにはどんな効果があるかというと、たとえばアウラとコロネを戦闘メンバーからはずすと、麗しきエールというエール効果が発生し、戦闘メンバーの自動回復効果が4倍になります。
メンバー育成時のオススメなエールの組み合わせはアウラとグランドの美少女と野獣。このエールの効果は獲得経験値が1.5倍になるというもの。
お金を稼ぎたいならエナとグランドの体格差の勝利。このエールは獲得GOLDが1.5倍になるという効果。
ほかにも色々な組み合わせがありますので、探してみるのも楽しいかも。
エールは、フォーメーション画面で設定できる。
一斉攻撃!サブメンバーアシスト
戦闘画面のSUB MEMBER ASSISTゲージが満タンになったら発動できる複数人による協力技。
3人の技で集中攻撃するため威力は絶大。強敵との戦闘前は常にチャージしておくと戦闘が楽になります。
カンタンにゲージは溜まるので、出し惜しみせずガンガン使っていこう。
戦闘シーンは「ファイナルファンタジー」シリーズ等に匹敵するまでに進化していると思いました。
キャラデザ、グラフィックも良く、ヒロインのコロネをめぐる恋の行方も気になります。
一点、プレイ中にイライラしたところは、フィールドマップから街に入ろうとしたとき、完全に街の真ん中に触れないと、街の中に入れないこと。
この辺は慣れの問題もあるかもしれませんが、今後のアップデートに期待です。
それ以外の操作性に関しては文句なし。さすがRPGを多数リリースしているKEMCOという感じ。
これからの作品にも期待できそうなゲームでした。
使用端末:HTC J One (HTL22)
OS:4.1.2
バージョン:1.0.2g
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発売元:KEMCO_GAMES (Kotobuki Solution Co., Ltd.)
更新日:2013年8月8日
価格:¥1,000
対応機種:Android 2.2 以上
(ようへい)