同じ言葉なのに、不思議
紙に書いてある文章とディスプレイに書いてある文章を見た時、どちらの方が人間はよく理解できるのか。そんな実験を、情報伝達技術のトッパン・フォームズさんが行いました。
実験の結果は、こちらから見れられます。この結果によると、紙に書いてある情報を見た時のほうが、脳がより活発に動いていたということです。
特に脳内の情報を理解するための場所、「前頭前皮質」の反応が紙の方が強かったという結果に。つまり、ディスプレイに書いてある情報は理解しにくい、ということになります。
今までは「紙じゃないとダメ」という人をアナログな人だなぁなんて思ってましたが...すみません、どうやら正しい感覚だったようです。
筆者の友人に、電子書籍を断固として否定して、紙の書籍にこだわる人がいます。彼はかなり成績優秀だったのですが、もしかするとこの感覚こそがその秘密だったのでしょうか。
調べ物なんかはインターネットを使ったほうが絶対早いですが、勉強は紙でしたほうが覚えが良いのでしょうか。しっかりと「使い分け」できる人が真に優秀なのかもしれません。
本当に気に入った本は、電子よりも紙書籍で買ったほうがいいのかもしれませんね。
でもやっぱり電子書籍は便利...:
「紙媒体の方がディスプレーより理解できる」ダイレクトメールに関する脳科学実験で確認[トッパン・フォームズ株式会社 via IRORIO]
(コンタケ)
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