家電に革命が起きそう。
現在、アップルが「WIRELESS POWER UTILIZATION IN A LOCAL COMPUTING ENVIRONMENT」という新しい充電技術の特許を申請中です。
この技術は、ワイヤレス充電に関するもの。充電器の半径1メートル以内に充電空間を作成し、その空間内にいるだけで機器の充電ができるというのです。
なにそれすごい...。すごすぎて怖い。
すでにワイヤレスでスマホを充電する技術は、いくつかあります。しかし、それらはスマホを専用の台の上に置いたりと、かなり機器同士を近接させる必要があるもの。
今回アップルが特許を申請した技術は、近くにいるだけで充電されていくというのですから、驚きですね。充電する回数の多いスマホが、家に帰って置いておくだけでよくなるのかぁ。
また、この技術の恩恵を受けられるのは、スマホだけではありません。
特許申請書内の画像
パソコンのワイヤレスキーボードや、マウスにもこの技術を使うことができます。実現すれば、充電も電池も不要になるというわけですね。うーん、夢が広がります。
いずれはさらに利用範囲が拡大していき、家中の電気コードと電池が全てなくなる日が来るのでしょうか? もしそうなれば、まさにワイヤレス革命ですね。
それが当たり前の時代になれば、子供がコンセント穴を見て「お爺ちゃん、この壁の穴何?」「それは昔、家中の電化製品にケーブルがついておってのう...」なんて会話がおこなわれるようになるかも。未来を感じさせてくれますねえ。
ただ、人体への影響とか、ちょっと怖いなーと感じる気もします。大丈夫なのでしょうか。電磁波なんかも人体に悪いのではないか、なんてずっと言われ続けてますしね。
WIRELESS POWER UTILIZATION IN A LOCAL COMPUTING ENVIRONMENT [米国特許商標庁 via WIRED.jp]
(コンタケ)