どこからでも無料通話。しかもグーグル謹製です。
日本ではLINEの爆発的普及で知られる無料通話アプリですが、グーグル・ブランドに弱い人なら迷わず『ハングアウト』!
今まではバラバラになっていたGoogleのビデオおよび音声通話やテキストメッセージを統合するサービスのため、Androidスマホのユーザーなら特に下準備なしですぐ使い始めることができます。
現在サンフランシスコにて開催中のイベント『Google I/O』の初日基調講演でも触れられたこのハングアウトをTABROIDでも試してみましたよ。
アプリの利用イメージは上のような感じ。Googleアカウントがオンライン状態になっている人同士ならすぐにメッセージのやりとりを開始することができます。
LINEやカカオトーク、iPhoneユーザーならメッセージからのFaceTimeなどなど、何かしらのメッセンジャーアプリを利用したことがある人ならばおなじみの画面構成なのでメッセージのやりとりに戸惑うことはまずないでしょう。この手のアプリのルックスはこのカタチに落ち着いたと言えそうですね。
チャットを始める方法はいくつかありますが、たぶん招待状を送るパターンがスマートですね。またメッセージのやりとりをしている画面上でビデオチャットのボタンを押すと電話のように呼び出しがかかり、相手のスマホには着信の承諾(あるいは拒否)を促すウインドウが出ます。
ビデオチャットの品質は画質、音質ともに必要充分なもの。これなら普段から使ってもストレスは感じないだろうなぁ、と思わされたほど。通話中には全画面でカメラ画像がうつしだされ、通話終了時には画面右上にある『×』マークを押すだけ。
また、iPhoneではアプリとしてApp Storeで提供されており、AndroidとiPhone間で試したところではテキストメッセージのやりとりはお互いにOSの違いを意識することなく行えましたよ。
すでにAndroidでは以前からあったGoogle製の『トーク』を置き換える形なのか標準搭載となっており、またPCのブラウザからでもGoogle+やChromeなどから参加することができます。知名度が高まれば一気に普及が進む可能性もありますね。
はたして日本では無敵を誇るLINEの牙城を巨人Googleがどこまでどこまで切り崩せるのか、興味深いところですよね。
ビバ! 無料通話!:
使用端末:HTC J ISW13HT
OS:4.0.4
バージョン:端末により異なります
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発売元:Google Inc.
更新日:2013年5月16日
価格:無料
対応機種:端末により異なります
(ワタナベダイスケ)