データのやり取りは、Gmailで新たなステージへ。
Googleは近日中にGmailとGoogleドライブを連携し、10ギガまでのデータをGmailで送信できるようにすると公式ブログにて発表しました。こりゃすげぇ...。
10ギガというのは、従来Gmailにて添付することができたデータ量上限の400倍に相当するそうです。これで今までやり取りに苦心していた、オンライン上での大容量ファイルのデータ送信が一気に手軽になりますね。
具体的には、送信者はGoogleドライブにアップロードしたファイルをGmailに直接挿入することができるようになり、受信者はメールからグーグルドライブ上のファイルを直接ダウンロードできるようになる、ということのようです。
メールを通じて、クラウドサーバー上のファイル共有するような感じでしょうか。
このボタンからGoogleドライブ上のファイルを挿入
ただし、あくまでもグーグルドライブ上にアップしたファイルの共有ですので、受信者はGoogleドライブのファイル共有設定がされていないといけません。
とはいえ、そこは天下のGoogle。しっかりその対策もなされています。ファイルを送信する際、受信者にGoogleドライブの共有が許可されていないユーザーがいたら、送信前に注意文が出る仕組みが組み込まれているとのこと。
ファイル共有設定されていないユーザーがいるときに出る、ポップアップ注意文
これにより、受信者から「メールの添付ファイルがダウンロードできません!」と言われる心配もないというわけですね。すばらしい。
大容量ファイルを扱うことの多い大学生の皆さんや、社会人の皆さんにとっては非常に大きな助けとなってくれそうなこの新システム。これからは、数ギガあるようなファイルも、気軽に「メールで送っておいてー」ということができそうですよ。
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(コンタケ)