「ママ~かるたやるから、札読んで!」
「ママ忙しいから無理~坊主めくりでもやってて!」
そんな母子のすれ違いがひとつ解消されるかも。
日本史や古典の入り口としてか、地域によっては小学校3年ごろから授業で習う百人一首。競技かるたを世に広めた人気漫画、『ちはやふる』のアニメ第2期も新年から始まり、全国区で静かなブーム再燃中です。
どうせ大人になれば、蝉丸(せみまる)と小野小町(おののこまち)ぐらいしか記憶にないのが関の山ですが、一応テストにも出てくるし、わが子には百人一首を身につけさせたい。
どんな教材買えばいいか迷ってたら、使えるかるたアプリと出会いましたよ。
じゃじゃん♪
タイトル画面にしか登場しない、はいからさん風イラストがかなりグッときます。
ルールは一般的なかるたと同じ。和歌の上の句を詠む声を聞き、続きとなる下の句の札をタップして取ります。
本アプリでは、1ゲームのうちランダムで出題される和歌は、わずか10首。取り札の配置も9枚と簡略化されてるのですが、かえって文字札が見やすく、取りやすい親切設計な印象。
で、なにが華麗なのかなーと遊んでみたら...めっちゃいい声。漢詩や古典を暗誦朗読するプロの語り手、左大臣光永さんが和歌を歌い上げてるそうです。肉声ならば、「けふ」=「きょう(今日)」といった、正式な発音も耳から覚えられますね。
10枚の札を取ったらゲーム終了。お手つきの減点も加えた総タイムで、格付けされます。タイムはソーシャルのランキングにも登録可能です。
子供が3~4回遊んだところ、上の句の出だしだけで取れる札が次第に増えてきて、その記憶力に嫉妬。1ゲーム5分とかからないのでコツコツ続けさせたら、もっと上達するかもしれません。
利用時間:20分ほど
使用端末: AQUOS PHONE SERIE
OS:4.0.4
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発売元:MARIETTA CO.,LTD
更新日:2012年12月25日
価格:無料
対応機種:Android2.2以上
(鈴木沙利)