そんな日が来ないことが一番なのですが
ロシアに落ちた隕石のニュース、皆さんご覧になりました? 僕は動画を見ましたが...
ゴゴォーと何か大きいのが落ちてきたと思ったら、ピカッと光ってハイおしまい。その間わずか数秒、避難も何もあったものではございません。もしあれば地球をも滅ぼす超巨大惑星だとしたら、と考えるだけで怖くなっちゃいますよね。
そんな地球最後の一日をバーチャルに楽しめるのが、今回ご紹介する『絶滅記念日』。例えそんな日が来ても、何事も準備が大切ですよね!
■刻一刻と進む時間が...怖い!
本作は↑の通り、「ドラクエ」や「FF」といった古典的RPGをベースにしています。が、「話す」「調べる」「移動する」といった全てのアクションで時間消費をしてしまいます。
ゲーム開始は朝7時、隕石は深夜に降ってくるとわかっていますし、これは焦ります!
■カオスな街並みが...怖い!
主人公は最後の日を、住み慣れた街で過ごすのですが... そこは終末観タップリ! 暴動、宗教、自衛隊、その全てがコワイヨー。
どうやら殺戮にまではエスカレートしていないようですが、それは日本だから? それともまだ日が明るいから? いずれにせよ、最悪の状況の中でもまだチョット安心できますね。
■助ける?助けない?選択肢はアナタの手に
刻々と進む時間、阿鼻叫喚が聞こえる町並み。目も耳も塞いでしまいたい状況ですが、そこでは否応なく選択肢を迫られます。
常に弱者を思いやる、は誰しも学んだ常識。だけどそれは通常の環境下でのこと。この状況では... アナタはどうする?
■無念の人類滅亡! だけど次プレイのヒントもアリ
個人的に善行を尽くしていたつもりですが、最後はあっけなくゲームオーバー。人生なんてそんなものだよね...
と悲観にくれていると、なんとミッションクリアのためのヒントが表示! これは嬉しいですね。まあ、もう死んじゃったのですが...
この手のロールプレイング(なりきり)ゲームはとにかく臨場感、そしてどれだけ入り込めるかが大事。通常でしたらピンとこない隕石による人類滅亡ですが、ちょっと運が悪ければ本当に起こってしまうのですね。
ちょっとセンチメンタルになりつつも、心の準備をするための相応しいゲームではないでしょうか。
使用端末: ELUGA power(P-07D)
OS:4.0.4
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発売元:mmgames
更新日:2012年04月24日
価格:198円
対応機種:1.6 以上
(伊藤ハワイアン耕平)