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1 利益優先の体質
利益を優先するよりも社員や社会を優先した方が結果的に良いです。社員や社会を優先とは、赤字経営をしろと言うわけではなく、例えばお金のみの話では、サービス残業を無くす(時間内に終わらない内容であれば日を改めるか残業代を出す)事や、実力に見合った給料を出す。また妥当な値段と言うものを吟味する事です。
「自分が金を溜め込みたい」は経営者としては立派な発想かもしれませんが、その分会社から金を吸い上げるやり方はどうなのでしょうか。「お金がない」を理由に貯金し、中身の腐敗を進めるのは立派な社長と言えるのでしょうか?答えは否です。
2 個人を尊重する事
あれ?と思う人も多いと思いますが、誰か一人「に」仕事を付けると、その人が止まると仕事が止まってしまいます。個人に仕事を割り振るのではなく、仕事を個人に割り振る形を意識すべきです。
例として、アルバイトのマニュアルは「個人を尊重しない事」に帰属します。誰もが一様に結果を出せる事を重視するからです。その上で必要な技能士はありますが、技能士は自分がいなくても引継ぎが出来るようにすべきです。悪い例として、判読不能なプログラムはその人の技能に頼りきっているため、その人が抜けた後に手直しも改善も不可能です。
3 声を上げない社員
貴方です。不満があるなら声をあげなさい。社会は正しい者の味方であるように作られています。上の声は貴方のコミュニティでは最重要かも知れません。ですが、日本という巨大な社会から見れば道に転がる石ころのようなものです。貴方の声が道行く人に伝われば、その石を拾い上げてくれるかもしれません。
叫びを上げるときに大事なのは何よりも「力」と「敵」です。自分の会社を相手に戦うとき、「力」は自分だけでは無いのです。労働組合。同期の社員。自分の両親。マスメディア。出来る限り多くの力を手に入れましょう。そして、力を集める為に重要なのが「敵」です。何に対して声を上げ、何を攻撃する為に集まるのかを明確に指摘する。これが無ければ力は集まりません。このとき大事なのは私欲よりも社会的な正義です。「何故これだけ仕事を出しておいて、残業した分の残業代が出ないのか。」「自腹購入は人権の侵害である。」等、個人の入り込む余地の少ない主張は「飲み会で同姓の上司からセクハラを受ける」「仕事が出来ていないと叱られる」等、自分を重視した主張より人を焚付けます。

No.31 101ヶ月前

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