みなさん、こんにちは!
和田です。
“Don’t say we didn’t warn you”
『警告してないとは言わせないぜ!!』
非常に刺激的な言葉ですが、
これは人民日報が、
最近の米中貿易交渉における
中国側の覚悟を示すものとして使用したものです。
この言葉、もともと太平天国(1851)の反乱軍
の将軍(李秀成の言葉)が残した言葉であり、
中国国内では、最後通告にあたる言葉、つまり
「ルビコン川を渡った」「賽は投げられた!」
という言葉に近いのです。
では、人民日報は過去のどのような時に使ったかと言うと、
インドと中国の1962年の中印国境紛争時、
ソ連との国境紛争(ダマンスキー島事件)の1969年、
そして1979年の中越戦争の直前の、たった三回です。
そして今回は4回目となるわけです。
この事実一つをとっても、最後通告的言葉であり、
北京が貿易戦争を「いまそこにある危機」と、
見ているのがよくわかります。
伝統を否定する共産党になって、
最近できた若い国なのに、
一人前に歴史の言葉を重んじて
脅しには使うんですね(笑)
先日、奥山真司先生の音声ダウンロード解説ファイル
『米中20年戦争に備えよ ver.2.0』を販売しました。
ネット放送番組「アメリカ通信」の視聴者から、
「番組見てるのに、この音声を聞く必要があるのですか?」
と、質問がありました。
確かに、米中激突をここまでしつこく、
深く解説してきたのは、日本のメディアでは、
この「アメリカ通信」しかありません。
それでも毎週の情報をピックアップして皆さんに伝え、
解説しているだけで、もう時間に追われてしまっています。
米中激突は刻々と変わっていきますが、
どうしても大局的に見て、
抑えておきたいポイントがあるのです。
“Don’t say we didn’t warn you”
警告してないとは言わせないぜ!!
この言葉一つとっても、米中の激突は、
すでにver.2.1に進んだようです。
しかし、進んだのですが、それが線的に進むとも限りません。
この米中の激突は、一気に進むこともありますし、
2,3歩後退してしまう可能性もあるのです。
なぜ???
それは歴史の流れと合わせて、
深い解説が必要なため、
今回の音声に入れています。
ぜひ、この米中激突を貴方も実感し、
何をやるべきか?
どう世の中を見るか?
どう対処するか?
に役立てていただければと思っております。
お申込みはこちらから・・・
http://www.realist.jp/usvscn/
(和田 憲治)
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スタンダードジャーナル編集部
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