THE STANDARD JOURNAL

ルトワックから聞いた「中国が犯した致命的な3つの間違い」|THE STANDARD JOURNAL

2015/10/12 12:23 投稿

  • タグ:
  • 奥山真司
  • 地政学
  • リアリズム
  • 戦略学
  • アメリカ通信
  • STANDARDJOURNAL


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-


-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-


おくやま です。

すでに番組でもお話した通り、
先日私はエドワード・ルトワックという人物に、、
2日間にわたって伊豆の温泉で泊まり込み
インタビューをしてきました。

知らない人もいらっしゃると思いますので、
参考までにルトワック氏がどういう人物かといいますと、
アメリカをはじめとする世界で活躍する
軍事・戦略コンサルタントです。

国家の幹部教育から戦争指導、
それに立てこもり事件解決の現場指揮まで、
実に幅広く活躍している元軍人で、
いわゆる「戦略家」という称号にふさわしいことをやっております。

学術的な面でも戦略研究では有名な人物であり、
主著である『エドワード・ルトワックの戦略論』( http://goo.gl/wQafL6 )
で提示された戦略の「逆説的論理」(paradoxical logic)
というのは、西洋の近代戦略論に時間や
タイミングの概念を持ち込んだという意味で革命的である
という評価を受けております。

私がこの人と知り合ったきっかけは、
彼の『自滅する中国』( http://goo.gl/AOcHlS )
を翻訳してからなのですが、今回のインタビューはこの本のいわば
「アップデート版」を日本で先行して刊行したいという
本人の希望から実現したもの。

具体的には彼に私がインタビューを行い、
それをまとめて来年初めに新書として出すことになったのですが、
今回の合計4時間半ほどにわたる内容を、
かるくポイントにまとめて簡単にご紹介したいと思います。

まずルトワック氏は、
2008年以降の中国が決定的に大きな間違いを犯しており、
これによって他国の反発や
反中同盟の結成(バランシング)を引き起こした、
というのが『自滅する中国』までの内容。

この間違いに気づいた習近平率いる中国は、
ここ一年ほどで軌道修正を行っていることを指摘。
ところがこの軌道修正は時すでに遅しで、
米国とは決定的な決裂に陥ったのが最近の習近平訪米。

よって南シナ海では対立が深まり、
習近平自身も国内問題の山積で窮地に陥ることになるが、
ここで「逆説的論理」が発動するので
日本には大きな勝機が出てくる・・・・

このような内容でした。

詳しくは明日(13日)夜の特番や、
来年に出る新書を参考にしていただきたいのですが、
その視点は、既存の国際関係の視点にはない、
まさに「目からウロコ」のアイディアがつまっております。

ぜひご期待ください。

( おくやま )

f1547aab28e46ba9958cab4af15cb6f31cf0f34c


8c13dd3dbf86c5431d97cf728d32897c2482d303
http://www.realist.jp/strata.html
------------------------------------------



※おくやまさんの生放送裏話等はこちらで・・・?
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
(担当:紫@管理人)

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。

THE STANDARD JOURNAL

スタンダードジャーナル編集部

月額:¥550 (税込)

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

スタンダードジャーナル(THE STANDARD JOURNAL)

スタンダードジャーナル(THE STANDARD JOURNAL)

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細