今は冬の時代20年の真っ只中です。

アメリカ通信をご覧のみなさまこんにちは

和田憲治です。

アメリカ通信の放送や米中激突音声講座で、

「とにかく今は、『フォースターニングの冬』です。
 それは約80年に一度の危機の冬の20年です」

「20年ごとで春夏秋冬の4種類で約80周年周期です。
 今は、第二次大戦中にあたります」

というような内容の話をしました。

このフォースターニングの概念、
世代論や周期説を
番組等々では伝えようとしてきましたが、
なかなか一般に広まらないので、
ここでは何度も何度も聞き飽きた人がいようが、
繰り返し伝えていこうと思っています。

1945年から約80年周期だと
2025年くらいまでです。

現在、フォースターニングの著者である
ニール・ハウ氏が考えているのは、
以下のような時代区分のタイミングのようです。

1945年位から1965年位までを春
1965年位から1985年位までを夏
1985年位から2008年位までを秋
<2008年位から2028年位までを冬>

2008年というのはリーマンショックの年です。
確かに、米国発の世界の金融危機になりましたので、
ここから中国の傲慢がはじまりました。

今年は2020なのでこれから8年、
さらに混乱の『冬の時代』が続きます。

明らかにこれまでの季節と違った、
破壊の予兆が連続して起きています。
例えば今朝の朝日新聞には、
ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障担当)の
トランプ政権暴露のインタビューがありました。

元米国大統領補佐官ボルトンは背信か?

もともと奥山先生は、
「トランプのような男がアメリカ大統領になったのが
すでに『冬の証明』でしょう」
と、言ってきました。

トランプはTwitterでもFOXニュースからの引用が多く、
ほとんどがFOXニュースしか見ていないそうなので、
FOXで強気なコメントを繰り返すボルトンが
補佐官に採用されてました。

次々とFOXニュースのキャスターとコメンテーターが
政権入りしています。
「ホワイトハウスで働きたければ、
FOXに出演して大統領を褒めることだ」
というジョークのようなマジな話すらあります。
世界覇権国アメリカの政権の人事が
こうやって決まるのなら、まさに冬の時代です。

そのボルトンが大統領補佐官を辞め、
トランプについての暴露本を出しました。
ボルトンは共和党本流の人間です。

例えば、日本の自民党安倍政権が対中国と
東シナ海で紛争をはじめたら、
すぐ野党と新聞テレビの大手メディアは
大騒ぎで反対するでしょう。

北朝鮮からのミサイルのアラートですら、
「一発だけなら誤射かもしれなない」
どこの国のメディアなのかわからない報道をした
朝日新聞に代表されるように、必ず安倍政権の
足を引っ張るのは目に見えています。

ところが、米国では戦争のような危機の場合、
湾岸戦争だろうと、911後の対テロ戦であっても、
どの戦争でも共和党と民主党、
そしてメディアは、一枚岩になります。
大統領と政権を支えようとします。

その米国で、トランプ政権を辞めた
共和党本流のボルトンが、

「次はトランプには投票しない。
       民主党にも投票しないが」

と発言しているのです。

米国が一枚岩どころか、
共和党とトランプ政権が割れているのです。

これは、戦後60年と全く違う流れです。
最後の混乱の20年間だと感じるに
余りある話ではないでしょうか。

さて、このフォースターニングの
今回の冬の時代をどう読むか?

コロナもあります。
大恐慌、リーマンショック並みの暴落もありました。
世界覇権も経済も自分の生活も
一度真剣に考えないと生き残れない時代です。

今回の音声講座では
その傾向と分析のヒントを詰め込んでいます。

ご興味のある方は、以下のリンクからお願いします。

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(和田 憲治:https://twitter.com/media_otb )