「やりたいサッカーには近づいているのに、自分のやりたいプレーからは遠ざかっているというジレンマ」を感じつつも、タイトルへの強い思いを抱いて戦う日々が続いている森岡亮太。ヴィッセル神戸に欠かせない存在へと成長を遂げる過程の中で歩む、道のりに迫る―。
[Jリーグサッカーキング10月号掲載]
■今できることはヴィッセルで自分を鍛えることだけ
今シーズン、ネルシーニョ監督は、本来、森岡選手が好まれていたパスをつなぐサッカーをスタイルとしていて、かつ、「組織の上にたった自由ならばOK」という話もされていますが、その自由が思うように出せない、と?
森岡 そうなんです、出してもいいんです! いいのに……出せないというか、出さなくなってしまっている。その理由として、プレーの成功の確率が高いほうを選びすぎているところはあると思います。過去を振り返っても、自分らしさが出せている時は、確率ではなく自分のインスピレーショ
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