タダツグです。じつは昨日見てきたんですよ、『ドラゴンクエスト ライブスぺクタルツアー』! 勇者に思いっきり感情移入して楽しんできました。やはり、我々の世代にとって『ドラゴンクエスト』は別格の思い入れがありますよね。あのオープニングのファンファーレを聞いただけでちょっと泣いてしまいました。夏休みだからでしょうか、思っていた以上に小学生くらいのキッズも多くて、これはゲーム業界の未来も明るいかもなぁなんて楽観視したりもしつつ。いやぁ~、いい夜だったなぁ。
ということで、本題を始める前にまずは恒例の番組告知を。明日土曜日、ゲーマー女子の梨蘭さんによる『シャドウバース』実況やります! はたして、Aランク到達は成るのか!? 乞うご期待!!
でもって来週8月1日の月曜日の21時からは、「つくった人がゲーム実況」の特別編をお届けします! なんと8月は、1カ月まるまるかけて今をときめくVRを大特集。毎回、美女たちをゲストとしてお呼びし、その「VRはじめて」をみなさんと一緒に体験してもらおうという企画趣旨もあったりなかったり。今回は楠世蓮さんと藤嵜亜莉沙さんがスタジオにお越しいただけます。5回連続配信の記念すべき初夜、絶対にお見逃しなく!
ちなみにこの「つくった人がゲーム実況」は、このところ「FRESH! by AbemaTV」での同時配信も行っています。画質はこちらの方がキレイですので、興味がある方はぜひコチラのリンクからAbemaTVでもご覧になっていただければ!
また、最近我々は豪華ゲームクリエイター陣のコメントも楽しめるゲームニュースサイトも立ちあげました。その名も「シシララTV」! 毎日更新中ですのでぜひご覧くださいませ!!
というわけで今回のブロマガは、1周年を迎えたタイミングで「つくった人がゲーム実況」が突然変異を起こしたという、新たな伝説が生まれたあの夜を振りかえってまいります。
プレイしたのは忘れもしない、名作STGの系譜を受け継ぐ『スペースインベーダー インフィニティジーン』!
でもって、つくった人ゲストは本作のディレクターである石田礼輔さんと、サウンドディレクター&コンポーザーである小塩広和さんのお2人……だったわけですが、これがまたやんごとなき事情から、放送に来られるかどうかがわからないってことが判明いたしまして! こ、これは1年の間、毎週配信してきたこの番組でもありそうでなかった展開。正直、ゲームDJも僕もちょっぴり悩みました。
「つくった人ゲストはいないけど、だからといって放送を中止するのも視聴者のみなさんに失礼だし……」
「ならばいっそ、いつも以上に我々だけで盛り上げればいいのでは?」
「盛り上げるとあらば、これまでにないオープニングで視聴者の皆さんにアピールしたいよね」
「……こうなれば、2人で踊っちゃうか? 幸い、BGMはこれ以上にないってほどにダンサブルでノリノリだぜっ!」
大まかに言うと、上のような流れ(ほとんどゲームDJプロデュースだけどw)。というわけで、開幕のフタ絵もないところから、いきなりアラフォー男子が踊りまくっている絵でスタートするという、前代未聞の配信がスタートしたわけです(笑)。
ゲームの神様にいつも見守っていただけているシシララTVが、こんなハプニングからスタートしておいて何も起こらないわけがない(苦笑)。この日も起こりましたよね、奇跡がね。
さて、とはいえ開始前は正直なところ、視聴者のみなさんをものすごくガッカリさせてしまうのでは……って心配もあったわけですが、いざフタを開けてみれば、みなさんにノリノリかつ温かいコメントでお出迎えしていただけるという展開! むしろ「つくった人ゲストがいないのなら、俺たち(視聴者)がそのぶん盛り上げるぜ!」くらいの意気込みさえ感じられて、頼もしいなんてもんじゃあない!
となれば、我々はゲームをとことん楽しむことに集中するのみでしょっ! おっし、さっそくゲームスタートだぜっ!!!
「インフィニティジーン(Infinity Gene)」……直訳すると「無限の遺伝子」? すなわち、遺伝子が無限の進化を果たしていくという、新たな『スペースインベーダー』ってことかな……。
そう簡単に進化って言われてもねぇ……。
なーんて思いつつゲームをスタートした僕が目にしたのは、あの昔懐かしいドットのシューティングでした。なるほど、ここにどんな進化が? と敵を撃破していくと……。
「あ、危なーーーーーい!」
まさかの開幕3秒で撃破されるという体たらく。「危ない!」って言ったときには、もう大抵やられてるんですよね、僕の場合……。
しかし、ここで残機が減るのかと思いきやそんなことはなく。画面にはシナプスがつながるような、はたまた遺伝子の進化を思わせるようなエフェクトが入りまして……。
次の瞬間には、キタコレ! ダーウィンの進化論の一文が挿入され、その勢いのままにステージ1がスタート!! そこにはまったく新しい、見たことのない『スペースインベーダー』の世界が広がっておりました……。
大きさ、攻撃方法、縦横無尽に(ときにはナナメにだって)動いちゃうなど、これまでの固定概念を覆すインベーダーたち。迎え撃つ我々も、まっすぐ飛んでいく単発のショットだけではなく、連射力と攻撃力に優れる「RAPID」や敵をある程度自動追尾して攻撃する「SEARCH」、放射状に衝撃波を発射する「WAVE」など、さまざまな攻撃手段で敵と戦うことに! こ、これが進化かっ!
どうやらこの『インフィニティジーン』、敵を撃破してステージが進んでいくごとに、そこかしこでゲーム性がさまざまな進化を遂げていくのがコンセプト! 画面に「EVOLUTION(エヴォリューション)」の文字が出るたびにゲーム性が進化し、先ほど紹介した武器以外にも、まったく異なる攻撃方法の武器が追加されたり、敵がレーザーで攻撃してきたり、見たこともない巨大なUFOが登場したり……などなど、まったく新しい遊びが楽しめるようになっていきます。
これはもはや、『スペースインベーダー』の進化でありながら、そのままシューティングゲームの進化でもある。そう感じられるほどの壮大なるインパクト。ここらへんは、さすがはSTGの雄であるTAITOが制作したゲームだけありますよね。
正直、進めば進むほどまったく別物と言っていいぐらいにゲームがアレンジされていくのですが、これがまたどれもおもしろい! 僕もゲームDJも一瞬で虜になってしまい、2人で協力してプレイを進めていく形に。
僕は、相手をある程度自動で補足してくれるうえに高威力な「SEARCH」を、DJはピンポイントで敵を集中攻撃できる「LOCK ON」を好んで使用するなど、プレイヤーの戦略やプレイスタイルに合わせてウェポンセレクトできるというのもいい感じ。
こりゃあサイコーにおもしろい! と、僕もDJも立ちっぱなしでプレイしちゃうほど! そして場がノリノリになってきたところで、ニコ生のコメントによるうれしいサプライズが……。
「会議が終わったのでこれから向かいます(石田)」
うおおおおおおおお、つくった人が今から来てくれるぅぅぅぅぅぅぅぅ!
そう、この日はどうしても外せない大切な会議が急きょセッティングされたらしいのですが、石田さんと小塩さん、会議が終わったらタクシーに飛び乗って我々のスタジオに駆け付けてくれたんです。しかも! タクシーに乗っている間は、ニコ生のコメントで今戦っているボス敵の名前の由来やら攻略方法などを記入してくれるという荒業も披露してくれました。
コメントによって双方向でつながれるインターネット配信なら、「たとえスタジオにいなくても、視聴者のみなさんを外から楽しませる!」なんてこともできちゃうんだなぁ……。これは新しい発見!
ということで、番組の途中からは石田さんと小塩さんが合流! 『インフィニティジーン』に懸けた想いやサウンド制作のエピソード、プレイに役立つ攻略テクニックまでつくった人だからこそ教えてもらえる開発トークをお披露目していただくことができました。
石田さんいわく、グラフィックや雰囲気には昔のインベーダーっぽさを各所に残しつつ、操作性や演出、グラフィックには徹底的にこだわりを盛り込み、とにかくスタイリッシュでオシャレなイメージで作りたかったとのこと。
ゲーム内ではほぼ白と黒しか色を使っていないというのも、上記のオシャレさを加速させていますよね。もちろん、ここらへんも石田さんのこだわり。
「エライ人に直せと言われたくないから、色数を抑えたりしている演出面に関しては最後まで黙っていた」
「もっともっと作り込みたいのに、エライ人から「ちゃんと休みをとること!」と注意されたときは、会社から誰もいなくなるのをまって“ゲリラ開発”していた」
ゲ、ゲリラ開発……シシララTVにまーた新しい語録が加わってしまいましたね(笑)。
開発スタッフのこだわりのスゴさを聞けば聞くほど、ゲームへの愛着が増していくというのも、じつにシシララTVらしい展開。す、すげえぜ『インフィニティジーン』、本当に大好きになってしまった!!
これだけでも十分にドラマチックだと思うのですが、それだけで終わらないのがこの夜。途中、どうしてもタダツグとDJではクリアできない局面に至り、ならばとプレイを代わってくれた石田さんが……めちゃくちゃすぎる! そう、めちゃくちゃすぎるほどにおもしろいんだっ!!(笑)
石田さん、とにかくしゃべってくれるんです。プレイをしながら、とことん開発エピソードを話してくれる。その意気込みたるや! でも、いかな開発スタッフとはいえ、後半の難易度はかなりのものであるこの『インフィニティジーン』。トークに集中すればするほど手元も疎かになり、加えて石田さん自身も久しぶりのプレイとなるわけで……苦戦するのは必然なんだよなぁ(笑)。
石田「うわぁーっ、うううわぁぁぁぁーっ! 誰、こんなエゲつない攻撃考えたのはっ!?」
小塩「そりゃあなたですよ! 6年前のあなたが考えたことに自分で文句を言ってますよ!」
と、開発者が絶叫しつつ自分が作ったゲームに注文をつけ、それに対して開発者がレスポンスを入れるという、「つくった人がゲーム実況あるある」な展開に。
むしろ、石田さんの叫びが後半にいけばいくほどヒートアップしまして。もはや「つくった人がゲーム実況」から「つくった人がゲーム絶叫」へとEVOLUTIONを果たすことに! いやはや、石田さんと小塩さんのコンビネーション、マジぱねえッ! ゲーム実況の新たな可能性を見出してくれたことに感謝、感謝でございます……。
最終的に、そのプレイングを見ているのがあまりにもおもしろすぎて、ゲームDJから「今日は反省会をナシにして、ギリギリまで石田さん&小塩さんのプレイ&トークを見てみたくない?」との提案が。
これにシシララ友の会のメンバーもこころよく同意してくれて、「反省会の枠も無料枠として使う」
という最後までまさかまさかの展開に(笑)。もうね、ホント徹頭徹尾、新しいことだらけの夜になりました。最後は見事、石田さんがゲームをエンディングまでプレイしてくれて感激! いや、こんなにエキサイティングなシューティングはなかなかありませんよ! 今度はぜひ自分の手でクリアしてみたい……そう思わせてくれる不思議な魅力を持ったゲームでした。
ってなわけでこのへんで後告知! 明日土曜日は、ゲーマー女子の梨蘭さんによる『シャドウバース』実況を13時より配信しまーす。
でもって来週8月1日の月曜日の21時からは「つくった人がゲーム実況」の特別編をお届け! 最新VRゲームの魅力をガッツリお届けしますのでお見逃しなく!
また、来週は玲々美さんによる『シャドウバース』配信も予定しているとのことなので、こちらも見てもらえれば幸い!
そしてそして、我々の「FRESH! by AbemaTV」でのチャンネルや、ゲームニュースのキュレーションサイト「シシララTV」もぜひよろしくお願いいたします。
それでは、今日はこのへんで。タダツグでした~。
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