月に一度、文藝春秋の本社に通ってます。コロナ禍に配信で始まった文春落語で、今年の五月で丸五年になります。電車で向かえば最寄りは地下鉄有楽町線、麹町駅。地上に出て、麹町四丁目交差点を赤坂見附方向に曲がりますが、その角に『夏の想い出』と題した、少年のブロンズ像が建っています。その像を見ると、あぁ、麹町に来たな……って気持ちになるんですよね。地元の皆さんが着せるんでしょうか、時期によって、いろんな服を身にまとっています。愛されてるんだなぁって、感じますね。時が移り変わっても、あの像は無くならないでほしいなぁ。

 では今週も、のらりくらりと。 
週刊文春デジタル