本棚なぞとうの昔にいっぱいになり、備え付けの引き出しや戸棚、果ては靴箱にまで本が侵食している。まだ読んでない本がそこら中に積んであるにも関わらず、本屋に寄っては新しく買い、おすすめされるたびに取り寄せ……。生活感のない部屋とか、物の少ないお洒落なリビングとか、諦めました。しょうがない、だってもう私にとって、本は主食。生きていくためになくてはならないものなのだから。そんな私が今一番行きたい本屋は『本なら売るほど』の舞台、十月堂。なぜって、取り上げられる本がどれもこれもセンス良すぎるんだもの! 
週刊文春デジタル