米大統領選挙が佳境を迎える中、九月と十月に二つの大型のハリケーン「へリーン」と「ミルトン」がノースカロライナなど激戦州を襲った。ハリケーン対応が、過去には「オクトーバー・サプライズ」につながったこともあった。
二〇一二年の大統領選挙では、ハリケーン「サンディ」に対応するため、現職のオバマ大統領は被災地に入り、被災者をハグするなどして激励した。さらに、政敵であったニュージャージー州のクリスティ知事(当時)と積極的に支援対応を進めた。その結果、「危機対応に長けたリーダー」というイメージが生まれ支持が伸び、再選につながった。
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