伊藤忠商事が約十年ぶりに、円建て普通社債を発行することが決まった(一月二十六日起債予定)。期間五年債で、百億円程度の発行額を計画している。
「伊藤忠は二〇二一年にドル建てSDGs債を発行するなど外貨建ての起債実績はありますが、円資金の調達は銀行借り入れなどに頼ってきた。ただ、資金調達手段を多様化することでリスク軽減に繋がる。金利上昇が予想される中、低金利のうちに社債を発行しようと考えたようです」(経済部記者) 
週刊文春デジタル