明治維新から太平洋戦争敗戦までを三回に分けておさらいする最後となる今回は、満洲事変(一九三一~三三年)から太平洋戦争敗戦(四五年)までのお話をします。
この時期、日本は外国との関係を断ち孤立していきます。幕末に掲げた「開国・富国・強兵」の「開国」を捨てて、「富国・強兵」だけで進んでいくのです。「開国」とはすなわち、外国と交易を行い、関係を築くことです。これをしなくなった日本はどういう道をたどったのか。見ていきましょう。
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