十二月八日に巨人から発表された短いリリース文に、球団関係者は時代の移り変わりを感じ取っている。原辰徳前監督(65)の“腹心”だった大塚淳弘球団副代表(64)が同三十一日付で退任することが発表されたのだ。
「大塚氏は第三次原政権の発足に伴い、二〇一八年十月に事業本部次長から球団副代表編成担当に転任。二〇年十二月からは編成本部長スカウト担当も兼務し、長らく編成の実務を担当してきました。退任は原氏に殉じた格好ですが、球団内では『編成ノウハウが失われてしまう』と、阿部慎之助新監督(44)体制への影響を懸念する声が上がっています」(スポーツ紙記者)
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