週刊文春デジタル

イスラエル・ハマス戦争に見た「日本陸軍の亡霊」 《イスラエル・ハマス戦争》私はこう考える〈最終回〉(ノンフィクション作家・保阪正康)

2023/12/07 05:00 投稿

  • タグ:
  • ニュース
  • 国際
  • 保阪正康
 イスラエルとハマスの戦争は開戦から、すでに二カ月が過ぎました。この戦争の姿を見ながら思い起こしたのは、あの戦争の頃の「日本陸軍の亡霊」でした。
 一九世紀のドイツ軍人で、軍学者でもあったクラウゼヴィッツは、「戦争は政治の延長である」と『戦争論』に記しました。それは二百年経った現在も変わりありません。
 一九四一年十二月八日、日本は政治問題の解決の手段として真珠湾を攻撃しました。それから八十二年。私たちが歴史を検証し、その教訓を再確認するには、相応しい時が経ったといえるでしょう。 
週刊文春デジタル

ここから先は有料になります

チャンネルに入会して購読する

月額:¥880 (税込)

  • チャンネルに入会すると、チャンネル内の全ての記事が購読できます。
  • 入会者特典:月額会員のみが当月に発行された記事を先行して読めます

ニコニコポイントで購入する

  • この記事は月額会員限定の記事です。都度購入はできません。

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

週刊文春デジタル

週刊文春デジタル

月額
¥880  (税込)
このチャンネルの詳細