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最後のテレビ論 第6回 鈴木おさむ「『酷評』をエンタメにする」

2023/11/16 05:00 投稿

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  • コラム
  • 鈴木おさむ
 人のことを褒めすぎる人は信用ならない。ちゃんと駄目な部分を言ってくれる人の方が信用出来る。だが、駄目な部分を言う勇気なんてなかなかない。自分よりも偉い存在である人に対して、それを行うのはかなりの高難度。
 テレビにとって「偉い存在」に当たるのは誰だろう。リアルに言うと、それはスポンサーをしてくれている「企業」となる。有名な企業の駄目なところを言うなんて、テレビ番組ではありえなかった。だが、それをエンタメにしようと挑戦した番組が、2009年に始まったテレビ朝日の深夜の帯番組「お願い!ランキング」である。この番組の始まりには沢山の「無理」が詰まっていた。 
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