九月二十二日、自民党は中堅以下の役員人事を決めた。ここで露わになったのが岸田文雄首相と党ナンバー2の茂木敏充幹事長(67)の確執の深さだ。
毎日は同日朝刊で、党の「金庫番」である経理局長に二階派の林幹雄元経済産業相を充てる人事に注目した。「資金配分の権限を握る幹事長と同じ派閥から選ばれることが近年多い」とし、林氏の選出は「ポスト岸田」に意欲を示す茂木氏への牽制で首相が主導したと書く。
朝日は翌二十三日の朝刊で官房副長官を辞した木原誠二氏が、幹事長代理に就く人事に焦点を当て、「茂木氏包囲網」と位置づけた。
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