東映京都撮影所の叩き上げのベテラン・関本郁夫監督が自伝本『映画監督放浪記』を出された。東映京都ならではの濃厚な人間模様はもちろん、フリーになってからの角川やにっかつ等のエピソードも満載で、五百頁超におよぶ重要な証言集となっている。
関本作品の最大の魅力は、荒々しいアクションだ。その才は『影の軍団』『大激闘マッドポリス’80』といったテレビドラマで遺憾なく発揮された他、『新 仁義なき戦い 組長の首』ではB班監督として、シリーズ屈指のカー・アクションを演出した。
アクション演出の冴えは初期作品から既にうかがえる。今回取り上げる『女番長(スケバン) 玉突き遊び』も、そんな一本。
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