春日太一の木曜邦画劇場 第609回「テンポもキレも良いコメディ演出。洗練された岡本喜八監督デビュー作」『結婚のすべて』

春日太一の木曜邦画劇場 第608回「西田敏行の、野蛮で恐ろしくても奥底に純な心を宿す演技が抜群だ！」『天国の駅』

春日太一の木曜邦画劇場 第607回「洋画の設定＋下世話・お下劣。これぞ石井輝男ワールドだ！」『網走番外地 北海篇』

春日太一の木曜邦画劇場 第606回「妖しさと気品が備わる晴明との間の緊張感は、真田が放つ闇が生んだ！」『陰陽師』

春日太一の木曜邦画劇場 第605回「ヒーローから喜劇まで演じる真田は嫌みで軽薄な役まで達者に見せた！」『僕らはみんな生きている』

春日太一の木曜邦画劇場 第604回「トロくてボンヤリした青年の動きが真田の運動能力で喜劇へ昇華した！」『快盗ルビイ』

春日太一の木曜邦画劇場 第603回「若き真田が見せる、チャーミングで美しくて超人的なアクション！」『吼えろ鉄拳』

春日太一の木曜邦画劇場 第602回「真田広之、祝・エミー賞受賞。時代劇役者として円熟期の一本！」『助太刀屋助六』

春日太一の木曜邦画劇場 第601回「“遺体”に用いたメイク技術とは。ヒット映画の裏に職人あり！」『おくりびと』

春日太一の木曜邦画劇場 第600回「重苦しくて新作を避けた少年時代。印象を大きく変えた邦画がこれだ」『大誘拐 RAINBOW KIDS』

春日太一の木曜邦画劇場 第599回「無実を証かす社会派映画ではない。怪優だらけの地獄の迷宮のようだ！」『遠い明日』

春日太一の木曜邦画劇場 第598回「日活ロマンポルノ以上の作品を東宝が製作した、これがその背景だ」『櫛の火』

春日太一の木曜邦画劇場 第597回「佐藤慶の悪はお岩の呪いすらはね除けそうなほど強烈！」『四谷怪談　お岩の亡霊』

春日太一の木曜邦画劇場 第596回「元海軍の監督と元特攻隊の脚本家。自身の生の感情が生む想いの数々」『人間魚雷回天』

春日太一の木曜邦画劇場 第595回「無謀な出撃論、不安を抱える兵。『死』の予感が静かに漂い続ける」『戦艦大和』

春日太一の木曜邦画劇場 第594回「天皇を描くというタブーに挑んだ、日本では数少ない戦記映画」『明治天皇と日露大戦争』

春日太一の木曜邦画劇場 第593回「怪人の加藤、将門の怨霊よりも強烈な勝新・渋沢栄一の存在感！」『帝都物語』

春日太一の木曜邦画劇場 第592回「お馴染みの物語にまさかの仕掛け。橋本忍は近松をも飲み込んでいた！」『女殺し油地獄』

春日太一の木曜邦画劇場 第591回「情に寄り過ぎない男女の関係を長谷川公之の脚本がタイトに見せる」『孤独の賭け』

春日太一の木曜邦画劇場 第590回「スパイは誰だ？　伝達網はどこだ？　シリーズ屈指の極秘諜報戦！」『陸軍中野学校　開戦前夜』

春日太一の木曜邦画劇場 第589回「『時代劇メイク』のない市川雷蔵を見事に活かす現代劇の役柄がある！」『陸軍中野学校 雲一号指令』

春日太一の木曜邦画劇場 第588回「名優たちによる魅力的な登場人物がご都合主義的物語をカバーしていた」『ある殺し屋の鍵』

春日太一の木曜邦画劇場 第587回「バラエティや『悪役』だけではない中尾彬は卑小な男を演じても抜群だ」『内海の輪』

春日太一の木曜邦画劇場 第586回「映画美術の第一人者・井川徳道。風情を創出する匠の技に敬服する」『緋牡丹博徒 お竜参上』

春日太一の木曜邦画劇場 第585回「銀座本社建設記念の本作は東映時代劇全盛期の象徴だ！」『海賊八幡船（ばはんせん）』

《祝・大宅賞》春日太一「鬼・橋本忍との12年」【特別寄稿】

春日太一の木曜邦画劇場 第584回「驚愕の画を映し唐突に終幕へ……。おかげでその衝撃が残り続けている」『マタンゴ』

春日太一の木曜邦画劇場 第583回「“ありえない”主人公の名前は現実となりパロディを追い抜いた！」『極道社長』

春日太一の木曜邦画劇場 第582回「『戦争美化』と捉えられた本作は、戦争の恐ろしさを冷徹に伝えていた」『FUTURE WAR 198X年』

春日太一の木曜邦画劇場 第581回「香港クンフー映画に便乗しても、演出、アクションはそれを上回る！」『激突！殺人拳』

春日太一の木曜邦画劇場 第580回「見直して気づいた名作オマージュ。時代劇への興味の原点かもしれない」『キン肉マン 決戦!! 七人の超人VS宇宙野武士』

春日太一の木曜邦画劇場 第579回「寺田農の、その“したり声”は傲慢で知的な悪役ムスカの生命だ」 『天空の城ラピュタ』

春日太一の木曜邦画劇場 第578回「万博に沸く大阪で葬儀博覧会　開催を進めるというブラックコメディ」『とむらい師たち』

春日太一の木曜邦画劇場 第577回「本筋とは関係なさそうな芝居が人情噺に活気をもたらしている」『とんかつ一代』