カラオケバーのような室内に響き渡る若い男女の声。SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」に合わせて、マイクを持った男性が“イッキ飲み”のコール(掛け声)を繰り返す。
「○○(音源では実名)ターゲット! ○○ターゲット! の・み・ほ・せ!」
指名された女性は、コールに煽られるようにしてグラスを干した――。
五月下旬、ネットに音声データが流出したこの“乱痴気騒ぎ”の中心人物は小山慶一郎(34)と加藤シゲアキ(30)。ジャニーズ事務所の人気グループ「NEWS」のメンバーである。
二人をよく知る飲み友達が言う。
「自分はこの時の会合には参加していませんが、音声の声は間違いなく小山と加藤。コールのやり方も、小山がいつもやっているのとまったく同じ。参加者の誰かが隠し録りしたものが流出したのでしょう」
通称“小山グループ”は六本木界隈では有名な存在だ。小山の友人の医師や弁護士、芸能事務所の社長らが女性を集めて頻繁に飲み会を開いているという。
もっとも、コトは単なるアイドルの“合コン疑惑”ではおさまりそうにない。SNS上での関係者の告発などにより、小山と思われる男性がイッキ飲みを勧めた相手女性が十九歳だという情報が浮上。すでにネットニュースなどでは“未成年飲酒”疑惑として報じられているのだ。
小誌は、同席していた未成年の女性Aさんに話を聞いた。
「これ、未成年飲酒で記事になるんですか? 困ります。何より、彼らに迷惑がかかるのは嫌です」
――好意があるから?
「別に二人のファンではないです。二人ともニュース(報道)をやってるから」
――音声は誰が流したのか。
「知らない。分からないです。私は流してません」
Aさんによれば、飲み会が行なわれたのは今年の冬頃。六本木の彼らの行きつけの「普通の店」だったという。
その後も質問を重ねたが、Aさんは、二人に迷惑をかけたくないという理由で詳細を話そうとはしなかった。だが、酒を飲んだかという質問には頷いた。
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