知り合いの医師の話です。移植した時に臓器を持った時にファっと頭の中にその人間がどういう人間かが頭の中でフラッシュバックにように見えるそうです。

 しかも、その臓器、というか臓器提供者がその臓器を本当に上げたいかどうかなどもなんとなくわかるらしく、簡単に言うと行先との「相性」がわかるらしいです。

 臓器がいい人のもので「行きたがっている」場合、ほとんど100%の定着率で安定するそうで、そんなことがなんとなくわかるからこそ逆につらい、そうです。

 「行きたがっていない」場合もそんなことを理由に手術をやめることはできない、からだそうです。