30日付けの「東京新聞」特報面で、『「自殺」「自死」表現議論 命経つ人出さぬ社会に 「殺」心痛む◆社会問題を矮小化』という記事が載りました。その中で、私のコメントが使われています。引用しますと、
「死を考える当事者から『自死』という言葉を聞いたことはない。言い換えても、いつしか自殺のマイナスイメージが入り込み、いつかは自死が『良くない言葉』になる。問題解決への本質的な意味はあまりないのでは」
となっています。
もちろん、正確に言えば、「死を考える当事者から『自死』という言葉を聞いたことはない」というのは、一人もいなかったわけではないです。つまり、「自死」を使う当事者もいなかったわけではないです。しかし、圧倒的大多数の当事者が「自殺」を使っています。意図的に使っているのかどうかはわかりませんが、「自死」という言葉を使っているのは意図的な感じもします。
どんな意図かといえば、その当事
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