本連載ブロマガでは、
「ゲーム実況者は総合力勝負」ということを
繰り返し述べてきました。
ゲーム実況動画を投稿し続ける実況者の活動では、
様々なスキルが問われます。
その中にはmust(必須の)ものもあれば
want(あると強みになる)ものもあり、
これらと向き合っていくことにより、
実況者としてのスキルのみならず
ひとりの人間としての能力が高まっていきます。
そうなってほしくないと強く願いますが、
もしかしたら明日、ニコニコ動画が突然なくなってしまうかもしれません。
そうなってしまった時、
「これまでやってきたことがすべて無駄になった!」
と思ってしまうような有様ではあまりにももったいないです。
ニコニコ動画での活動を通じて、
ニコニコ以外でも通用する自らのスキル・能力を高める
――そんな感じで、貪欲にいきたいものです。
本編最終章の今回は、これまでの内容の総まとめの意味も兼ねて、
実況者としての活動を続けていて磨かれるスキル・能力について
自分の思い入れや体験談を少し交えながら
お話ししたいと思います。
これまでの第1章から第19章までの内容を
磨かれるスキル・能力という視点でまとめて箇条書きにすると、
以下のようになるでしょう。
■モチベーションを保つ力(第1章)
■録画機材・録音機材に関する知識(第2章)
■自分の進むべき方向性を見定める力(第3章)
■自分とゲームの相性を見定める力(第4章)
■自分の喋り方の傾向に対する認識(第5章)
■ひとりで喋り続ける力(第6章)
■多人数で喋る時のバランスや波を把握する力(第7章)
■数十分のまとまった時間に対する時間感覚(第8章)
■録画・録音や映像音声編集に関する基本的な用語と運用方法の知識(第9章)
■スケジュール管理能力(第10章)
■自分のブランドを確立する力(第11章)
■不調時のリスクマネジメント能力(第12章)
■自分を取り巻く多様な人間の本質を見抜く能力(第13章)
■自らの改善や成長に繋がるアドバイスを吸い上げる能力(第14章)
■雑多な情報群について必要/不要を選り分ける能力(第15章)
■同じ分野で活動する人と協同関係・友人関係を築く能力(第16章)
■自分の存在や長所をアピールする能力(第17章)
■流行り廃りを察知し、自分の現在位置を把握する能力(第18章)
■自分の信念を持ち続ける不屈の精神力(第19章)
ざっと挙げてみましたが、
これだけを眺めてみても本当に多様なスキル・能力を高めるチャンスが
ゲーム実況者としての活動の中にあります。
この中で、must
――必須の能力、あるいは実況活動を続けていれば
ほぼ例外なく培われる能力は、
連載ブロマガ『最晩年』第20章 磨かれるスキルついて ~ニコニコ動画が明日なくなっても悔いはないか~
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