とある試験を受験しようと思い立ちまして。

そのためには知識や理解度はもちろん、
鉛筆で書く習慣をまたつけないといけない。

「書く」というのは簡単なようで意外と難しい。

試験会場に行って試験が始まってから
「ああああシャーペンの芯がなかったああああ！」
などという悲劇を避けたいのはもちろんのこと、
筆記具のちょっとした書き心地、指への当たり心地というのは
自分のコンディションを案外大きく変えたりするものだ。

日頃から、なるべく万全を期したい。
そして学ぶ時の自分の気分をなるべく高めたい。

そんな動機から、
以前から薄々気になっていた文房具に手を出してみた。



日本が誇る文房具メーカー・パイロットの
LEGNO
というシャーペンである。

公式ホームページに
「木の温かみを感じる木軸のペン」
とあるように、
指が触れる部分が「樹脂含浸カバ材」という木材ベースの材質でできていて
これが実に独特かつ落ち着く感触。
それこそ本当に「温かみを感じる」質感といえる。



試しに２時間ほど連続で持って筆記してみたが、
予想に反して全くと言ってよいほど疲労感はない。

それどころか、
「このシャーペンをもっと握っていたい」
という気持ちにしかならない。これはすごいことだ。

税抜き2,500円となかなかにお高い１品で
財布へのダメージも大きかったが、
全く後悔はしていない。
これからいろいろと捗りそうだ。



パイロットのシャーペンには
S20
というシャーペン界の金字塔のような類種があって
そちらはとことん書き心地の良さを追求したものらしい。

気になる。



そしてLEGNOには同形同大のボールペンも存在するらしい。
「アクロインキ」という、パイロットが
三菱鉛筆のジェットストリームに対抗すべく
社運を賭けて開発した自信作のようだ。

気になる。気になりすぎる。