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劇場版「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-」ピアノが鳴り響く音楽学校。聴く者全てを惹きつける見事な旋律を奏でるのは少し影のある少女、アリスだ。人と交わろうとしない彼女だが、好奇心の強いサニア、優しいロザリアと出会い、徐々に変化が訪れる。 空から一人の幼い女の子が落ちてくる。記憶を失くしていたが、黒の紳士がDeemoということはなぜか知っていた。Deemoがつま弾くピアノの旋律に誘われるように、少女は「アリス」という自分の名前を思い出す。そこには、彼女を優しく見守るぬいぐるみのミライ、クルミ割り人形のくるみ割り、フワフワと宙に浮く匂い袋がいた。 ピアノの音色で成長する木が天窓まで届けば元の世界に帰ることができるのではと考えたアリスたちは、城に隠された楽譜集めを始める。そこでアリスは表情を隠した仮面の少女と出会う。「あなたなんて、嫌い」と言う仮面の少女とアリスの関係は? 仲間たちとの楽譜集めの冒険。仮面の少女の心。そしてDeemoという存在の謎。時にアリスの頭をよぎる桜並木。 途中で止まる記憶の旋律――。 過去・現在・未来に大きな波紋を広げる音色が、次第にアリスの記憶の扉を開いていく。
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ましろのおと「俺の、音――」 伝説的な腕を持つ、津軽三味線の奏者・澤村松吾郎。彼を祖父に持つ少年・澤村 雪は、祖父の死をきっかけに、三味線を弾けなくなった……。 ”好きな音”を失い、アテもなく上京する雪。 キャバクラで働く女性「立樹ユナ」に助けられた雪は、ライブの前座として津軽三味線の演奏を披露することになる。 雪は、様々な出会いを、想いを三味線の音色にのせて弾く。 自分の音を、自分の想いを探しつづけて――
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【先行配信】光の音色-THE BACK HORN Film-いつなのか、どこなのか分からない世界の果ての、世界の終わり- 全てを失った夜に”光”は降りそそぎ、音楽を奏で始める。 映画『光の音色-THE BACK HORN Film-』THE BACK HORN ×熊切和嘉。 この強烈な2つの個性が奇跡のタッグを組み、 世界のどこにもない唯一無二の映像の世界に観客を誘う。
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WHITE ALBUM2学園祭まであと一月と迫った秋の日の夕暮れ。 崩壊した軽音楽同好会の最後の一人、北原春希は、 放課後の窓際で学園祭のステージを目指してギターを弾いていた。 それは、二年半ずっと真面目に過ごしてきた優等生が、 卒業までの半年間に成し遂げようとした、ささやかな冒険。 けれど、その拙いギターの音色に、 流れるようなピアノの旋律と、鈴が鳴るような歌声が重なったとき…… 一人からふたりへ、ふたりから三人へと重なっていった新生軽音楽同好会の、 夢のような、夢であって欲しかった半年間が始まった。
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ソ・ラ・ノ・ヲ・ト世界は、幸せばかりではない 楽しいことばかりでもない どちらかと言えば、暗く、貧しい世界なのか もしれない でも、その在り方は自分ひとつ 綺麗なものも、汚いものも、辛いことも、楽 しいことも 受け止めるのは、キミ次第なんだから―― 「音は、響いて……キミの中に」 眠りについた世界で、砦を守る5人の少女た ちが奏でる、優しく心揺れる日々―― それは――近くて遠い未来。 長すぎる戦争の爪跡は大地を汚し、世界は静 かな衰退の季節を迎えていました。 人の消えた街、魚の住めなくなった海、遥か 昔の兵器。 それでも空には光があふれ、どこからか金属 の音色が高らかに響きわたります。 カナタ、15歳。 小さな憧れと大きな夢を抱いて軍に入隊した 少女の、騒がしいほど明るくて、ちょっぴり せつない毎日が今、始まります―――。