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活撃 刀剣乱舞文久三年。 倒幕派と佐幕派が世を二分し、刀の時代が終わりを告げた時代―――幕末。 刀剣男士として顕現したばかりの堀川国広は、 かつて同じ主の元で戦った和泉守兼定とともに、雨の山道をひた走る。 刀剣男士は刀に宿る想いを審神者が励起させ、顕現させた『付喪神』。 彼らの使命は、歴史を変えようと目論み未来から送り込まれる『時間遡行軍』を打倒し、 “正しい歴史”を守ること。 陸奥守吉行、薬研藤四郎、蜻蛉切、鶴丸国永という新たな仲間を得た二振りは、 動乱の時代で、時間遡行軍との戦いに身を投じることになる。 振るう刃に映すは光か、影か。 刀剣男士、いざ出陣。
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戦 -IKUSA- 第弐戦 二本松の虎見つかった、俺の「死に場所」 ここは、荒ぶる猛者たちの戦場。侍たちは、力を欲し、地図を塗りかえる。 若きカリスマ=御堂一沙、その本当の祭が始まる… 豪華キャストで描く、大ヒット任侠エンターテイメント待望の続編完成!! 若きカリスマ・御堂一沙(高野八誠)。彼が作ったアニメが、東北七国の頂点・七力安に見込まれ、続編製作の命を受けた七力会の面々は、躍起になって一沙の行方を追っていた。 その頃、二本松で事務所を旗揚げした旧黒石組の山科龍真(小沢和義)の誘いを受けて、二本松へ向かっていた一沙。しかし、七力の手の者が自分を追っている事を知り、龍真たちに迷惑をかけたくない一沙は、ある看板屋に雇ってもらい住み込みで働いていた。 そんな折、陸奥の山科龍源が七力会に反旗を翻し、東北は真っ二つに割れる大戦を迎えようとしていた。 そこに、長い刑期を終えて出所してくる男がいた-速水寅男(津田寛治)。かつて鶴岡(本宮泰風)と共に、二本松虎鶴会を立ち上げた男。 東北は、一沙と、この寅男を中心にまわり始める……