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青山オペレッタ THE STAGE ルーナ・ピエナ/満ちる月青山オペレッタ-- 東京・青山にある、未婚の若い男性だけで構成された歌劇団。 その歴史は古く、100年以上に及ぶ由緒ある歌劇団で、その成り立ちから女性役も男性が演じるのが特色。 青山オペレッタの設立と共に作られた、最も歴史あるチーム「ピエナ」。 青山一と称されるトップチーム「ピエナ」だが、トップスタアであった加賀見祥太が、 新チーム「ノーヴァ」へ移動したことにより、次期トップスタアをめぐる争いが勃発する。 直前に迫るピエナの100周年記念公演。そこに急遽、加賀見含む「ノーヴァ」メンバー も参加することになり、対立はさらに加速する。 役者としての矜持をかけた戦い。その先に辿りつく結末とは――。
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キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦科学技術が高度に発達した機械仕掛けの理想郷「帝国」。 超常の力を駆使し、“魔女の国”と恐れられる「ネビュリス皇庁」。 百年にわたる戦争を続けてきた両国には、二人の英雄がいた。 最年少にして帝国の最高戦力となったイスカ。 ネビュリス皇庁の王女にして“氷禍の魔女”の異名を持つアリスリーゼ。 戦場でめぐり逢った二人は、命を賭して戦う宿敵となった。 国を、家族を、仲間を守るため、決して譲れない矜持と矜持をぶつけ合う。 しかし、激闘の中で互いの素顔に触れた二人は、その生き方に、その理想に惹かれてしまう。 ともに歩むことはできず、残酷な運命に翻弄されるとわかっていても。 ……そんな二人を嘲笑うかのように、世界の緊張はなおも高まり、大国の謀略が交錯しようとしていた。 分断された世界、それでも少年と少女は想いを募らせていく――。
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アサシンズプライドマナという能力を持つ貴族が、人類を守る責務を負う世界。能力者の養成校に通う貴族でありながら、マナを持たない特異な少女メリダ=アンジェル。彼女の才能を見出すため、家庭教師としてクーファ=ヴァンピールが派遣される。『彼女に才なき場合、暗殺する』という任務を背負いー。能力が全ての社会、報われぬ努力を続けるメリダに、クーファは残酷な決断を下そうとするのだが…。「オレに命を預けてみませんか」暗殺者でもなく教師でもない暗殺教師の 矜持(プライド)にかけて、少女の価値を世界に示せ!