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The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War七耀暦1205年。 ゼムリア大陸北西部に位置する最も貧しい地域であるノーザンブリア自治州で生まれ育った少女ラヴィ。彼女は故郷を守るため、そして、かつて英雄として崇められながらノーザンブリアを裏切った祖父・ヴラドと自身は違うのだと証明するため、大陸最大の猟兵団として名高い《北の猟兵》に志願し任務を遂行していた。 任務に没頭するあまり規律違反を繰り返すラヴィは、ある時、マーティ、イセリア、タリオンと小隊を組まされ無謀ともいえるエレボニア帝国への内偵任務を命じられる。 ノーザンブリアを脅かす未知の存在《帝国の英雄》の情報を掴むために−。
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映画大好きポンポさん敏腕映画プロデューサー・ポンポさんのもとで製作アシスタントをしているジーン。映画に心を奪われた彼は、観た映画をすべて記憶している映画通だ。映画を撮ることにも憧れていたが、自分には無理だと卑屈になる毎日。だが、ポンポさんに15秒CMの制作を任され、映画づくりに没頭する楽しさを知るのだった。 ある日、ジーンはポンポさんから次に制作する映画『MEISTER』の脚本を渡される。伝説の俳優の復帰作にして、頭がしびれるほど興奮する内容。大ヒットを確信するが……なんと、監督に指名されたのはCMが評価されたジーンだった! ポンポさんの目利きにかなった新人女優をヒロインに迎え、波瀾万丈の撮影が始まろうとしていた。
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BEM湾港都市「リブラシティ」。 政治・経済・文化の中心であり、街の“富”が結集した「アッパーサイド」と、汚職や犯罪に溢れ、人々がお互いを疑い合わざるを得ない「アウドサイド」、その両エリアを分かつ巨大な運河と、一本の「橋」。 これらにより構成される、まさに人間の“差別意識”が顕在化した様な街である。 そんな「アッパー」から「アウドサイド」に赴任してきた、若き女性刑事・ソニアは、数々の事件を追う中で、人間を守るために戦う、醜い姿の3人と出会う。 彼らは一体何者なのか・・・? 妖怪人間3人は、それぞれの思いを抱えながら、正体を隠し生きていた。 人間に仇為す悪を倒すことで、人間になろうとする「ベム」、人間に憧れ、人間と同じ学校に通い、人間を理解することで、人間になることを目指す「ベラ」、人間や世間に達観し、冷めた様子でゲームの世界に没頭する「ベロ」。 彼らはいくつもの事件や、人間たちとの触れ合いの中で、傷つき、悩む。 人間のために戦っても、その醜い姿から、決して人間に受け入れられることはない…。 そんな3人を探す1人の存在がいる。 リブラシティを裏で牛耳る「見えざる議会」を操り、ベムたちを確保しようとする彼女の目的は果たして?
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軒轅剣・蒼き曜太白歴96年、帝国軍の襲撃によって村と両親を失った姉妹、苻 殷(ふ いん)と苻 寧(ふ ねい)。妹の寧(ねい)は襲撃によって両方の腕を切られ失っていた。 二人は今、村々を回る旅芸人で生計を立てていた。旅の途中、姉の殷(いん)は偶然、数百年間置き去りにされていた『天書(てんしょ)』を手にする。太白軍の攻撃に出くわした姉妹は、天書から現れた不思議な少女『雲(ゆん)』と、伝説の剣『軒轅剣(けんえんけん)』で太白軍を撃退する。 一方そのころ、姉妹の幼馴染みの少年蒲 釗(ぷ しょう)は太白の奴隷となっていたが、機関術の才能を見出され、帝国内での地位を得る。釗(しょう)は、太白皇帝に取り立てられ、最強の機関獣の製作に没頭する。そして成果を上げた釗は、上将軍となって戦場におもむくようになる。 反抗軍に加わった殷と寧の姉妹。軒轅剣を持つ姉の殷と、戦闘義手をつけた妹の寧、そして雲の活躍で、反抗軍を次々と勝利に導く。 しかし、争いに疑問を感じながら妹をかばって戦う殷と、自立をあせって戦いたがる寧は、気持ちがすれ違っていた。 戦いの中、殷、寧、釗の再会の時が訪れる。敵同士として相対した時、互いに死んだと思っていた3人の運命の歯車が大きく回転する。
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ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士貴族の息子でありながら魔術や錬金術の研究に没頭する少年 モンモランシは、 パリの王立騎士養成学校でブルターニュ公の妹 リッシュモンら、 多くの騎士・姫騎士候補に囲まれ、慌ただしくも充実した日々を送っていた。 だがアザンクールの戦いでの大敗によって、フランスと彼らの運命は一変する。 パリが陥落し、騎士養成学校も閉鎖され、 すべてを失いお尋ね者の流れ錬金術師となったモンモランシは、 逃亡先の村で不思議な少女ジャンヌと出会う…。
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EVIL OR LIVE現代社会において、思春期の少年少女たちにある「症状」が蔓延している。孤独感、反抗心、仲間外れ。 そういった若者たちにとって、ネット世界が唯一の救いだった。 いつしか、ネット世界に没頭していた彼らのその症状は、「ネット中毒」と名付けられた。 そして、「若者を再び正しい道へ導く」という名目で、とある更生施設が誕生――。 しかし、その施設に収容された重度のネット中毒患者の一人、「ヒビキ」を待ち受けていたのは更生教育ではなく、まさに"地獄"だった。 苦境に陥ったヒビキは、はたして幾多の試練を乗り越え、地獄のような絶望から逃れることができるのか――!?
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キッドラス・デューリッツ―39歳・独身・職業・きわめて有能なイメージ・コンサルタント。ルックス全般 からマスコミ対応法までアドバイスする仕事で、クライアントはセレブリティ揃い。まさに成功を絵 に描いたような彼は、過去を振り返らず、仕事に没頭する毎日だった。ある夜、ラスの前に小さな男 の子が突然現れる。その子供は、数日後に8歳の誕生日を迎える昔のラス=ラスティだった!ラスが自 分の大人の姿だと分かったラスティは、40歳にもなるのに結婚もしてなくて、パイロットでもなくて 、犬も飼っていない大人の自分に幻滅する。ラスティを通して再認識する今の自分、甦る遠い日の記 憶―。やがて、彼ら二人の前に、謎を解く鍵を握るある人物が現れて・・・。 © Disney
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BTOOOM!22歳、ニート。 坂本竜太は、世界的に流行しているネット ゲーム[BTOOOM!]に没頭し、世界ランカーと してゲーム世界を謳歌していたが、ある日目 覚めると、そこは絶海の孤島。左手には緑色 のチップが埋め込まれ、カバンの中にはBIM と呼ばれる爆弾が——。直前の記憶を失い戸惑 う坂本に襲いかかる、見知らぬ他人。 「この爆弾で殺し合いをしろっていうのか? リアルで[BTOOOM!]をやれってことか!?」 爆殺遊戯の幕が上がる——。