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キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦科学技術が高度に発達した機械仕掛けの理想郷「帝国」。 超常の力を駆使し、“魔女の国”と恐れられる「ネビュリス皇庁」。 百年にわたる戦争を続けてきた両国には、二人の英雄がいた。 最年少にして帝国の最高戦力となったイスカ。 ネビュリス皇庁の王女にして“氷禍の魔女”の異名を持つアリスリーゼ。 戦場でめぐり逢った二人は、命を賭して戦う宿敵となった。 国を、家族を、仲間を守るため、決して譲れない矜持と矜持をぶつけ合う。 しかし、激闘の中で互いの素顔に触れた二人は、その生き方に、その理想に惹かれてしまう。 ともに歩むことはできず、残酷な運命に翻弄されるとわかっていても。 ……そんな二人を嘲笑うかのように、世界の緊張はなおも高まり、大国の謀略が交錯しようとしていた。 分断された世界、それでも少年と少女は想いを募らせていく――。
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デビルズライン鬼とヒトが共存する世界——2人の心が近づくたびに、鬼という存在が彼らの距離を引き離す。 二人を待ち受ける運命とは、そして「鬼」とは———。